生命保険だけではカバーできない30代40代の「急病」リスクと生活習慣【FPコラム】

日本人の平均寿命は先の大戦後少しずつ伸び、いまや世界有数の長寿国となりました。ここ数年は平均寿命だけではなく、活動的に過ごせる健康寿命も注目されています。その一方で、芸能人などによる30代40代の突然の訃報には、大きな驚きを持って迎えられます。この急病リスクに我々の日常生活は、そして生命保険は、どのように考えればいいのでしょうか。

30代40代だからこそ気をつけたい急病リスク

身近なところでも30代40代で亡くなった、大きな病気をしたという話に触れた方もいるでしょう。どれだけヘルスケア意識が進んでも、また医療技術が進歩をしても、我々の急病リリスクがゼロになることはありません。加え、この世代における最大の問題点は、「自分の健康状態を顧みる余裕がない」ことです。

元気な毎日だからこそ定期的な健康測定を

仕事に家事に子育てにというフル回転の毎日も、突然の病気に襲われると継続することが難しくなります。まして若くして急逝してしまっては遺された家族は悲しみから立ち直れないでしょう。元気な毎日だからこそ、最低限でも以下のような生活習慣を取り入れ、記録していくことが大切です。

■毎日計測したい体調面の数値と計測方法

血圧 家庭用血圧計測値
脈拍 家庭用血圧計測値や脈拍計測器
睡眠の質 専用アプリ
食事の記録 専用アプリ(食事の記録や飲酒量など)
メンタルケア 専用アプリ

以前は身体的な項目だけでしたが、最近は最後のメンタルケアにも注目が集まっています。これらの記録は毎日10分もあれば完了するもの。その記録によって血圧が高ければ食事や運動に気を付ける行動や、食事の偏りを是正するなど、あまり意識をせずに生活習慣の正常化が期待できます。

状況回復してもいいので迷ったら救急車を

もうひとつ、現役世代だからこそ伝えたいのは、著しい体調悪化を自覚したときは遠慮せずSOSサインを出すことです。以前は日中だと会社にて誰かの目の届くところにいたので急に倒れたときも救出することができたのですが、最近はテレワークの浸透によりパソコンの前で倒れてしまっているというケースも増加しているようです。また、家族が寝静まったあとの深夜に容体が急変すると、迅速に対応できない可能性が高まってしまいます。

この傾向に加え、現役世代に恐いのは「苦しいのは今だけで、落ち着けばきっと大丈夫」という誤った状況判断です。実際に30代40代の訃報を聞いていても、迅速に救急車を呼べば助かったかもしれないのに、という事例が多いとのこと。救急車を呼んだあとに状況が平穏に戻ればその旨を説明すればいいのですが、重症でもないのに救急隊の時間を使っていいのだろうかと躊躇してしまうそうです。救急隊からすると、体調が回復したのは喜ばしいことなので気にする必要はないと返されるそう。救急隊に少し申し訳ない「だけ」で済むのか、それとも命を失うような状況になるのか、考えて判断するようにしましょう。

現役世代の急病リスクに生命保険は何ができるのか

では、これらのリスクに生命保険は何ができるかを考えましょう。生命保険の大義は病気やケガに見舞われたときの金銭的な保障のため、急病リスクに対し直接的に活用できるものではありません。ただ考え方を変えると、生命保険による保障があるから急病リスクに備えることができます。

万が一人間ドックで病気が見つかっても大丈夫

大丈夫、という言い方は語弊があるかもしれませんが、人間ドック受診を躊躇する人のなかには、万が一病気が見つかっても治療費のことを考えなくてはならないし、という考え方の人もいます。人間ドックの費用自体は医療保険の対象にはなりませんが、万が一病気が見つかったときの通院・入院費用は対象になります。病気は何よりも早期発見が大切です。医療保険が背後にあることで、人間ドックによる病気の早期発見が増えてくれることを願います。

同じように、公的健康保険ではカバーされていない先進医療に対しての保障が備わっているのも医療保険の特徴です。早期のがん治療などは、先進医療を活用して治療を目指すことになります。公的保障で抑えられなかった部分の治療費もカバーできると、安心感が違います。

就業不能保険による生活費の保障

もし、自分が病気になったら家族はどうするんだという気持ちから人間ドックの受診が遅れていたり、再検査の指示があっても日々の仕事を優先させているという話も聞きます。家族を想う気持ちは素晴らしいですが、それが大きな病気の発見を遅らせる理由になってしまっては本末転倒です。生命保険には病気になったとき、日々の生活費をカバーする保険も備わっています。特に自営業の方などは、公的保険による就業保障は(会社員や公務員に比べ)限定的です。自分に何かがあったとき、早く見つかるメリットを考え、リスクコントロールをしていく。たくさんのものを背負っている30代40代の現役世代だからこそ、早期発見の習慣付けをしていくことをお勧めします。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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WRITER'S PROFILE
株式会社FP-MYS 代表取締役 工藤崇
1982年北海道生まれ。相続×Fintechサービス「レタプラ」開発・運営。2022年夏より金融教育のプロダクト提供。上場企業の多数の執筆・セミナー講師の実績を有する独立型ファイナンシャルプランナー(FP)。
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