生命保険の選び方

2024.04.12

保険の営業をされるのが苦手な人のための保険の選び方・断り方【FP監修】

監修者情報

株式会社FP-MYS 代表取締役 工藤 崇
ファイナンシャルプランニング技能検定2級・証券外務員二種。レタプラ開発・提供。YMYL領域の執筆多数。相続・保険・資産運用などの個人相談。IFA事業展開予定。ライフプラン・シニア関連の開発案件受任。

保険会社や保険代理店の営業担当者を通じて生命保険などに加入する人は少なくありません。しかし、なかには営業がしつこいのではないか、いらない保険をすすめられるかもしれないなどと考え、営業担当者に会うことに苦手意識を持っている人もいるでしょう。営業されることが苦手な人には、ネット保険がおすすめです。

この記事では、営業担当者に会わずに保険に入れるネット保険について、メリットや注意点などを紹介します。

営業担当者がいないネット保険のメリット

ネット保険は、インターネット上で保険を比較したり、加入申込したりできる保険です。営業担当者と顔を合わせることなく、スマートフォンやパソコンなどからいつでもどこでも保険を選べます。

ほかにもネット保険には対面型の保険にはないメリットがあります。ここではネット保険のメリットを3つ紹介しますので、営業担当者に会わずに保険に入りたい人はぜひ参考にしてみてください。

納得できるまで保険を選べる

「おすすめされた保険が気に入らなくても断りづらい」ことが保険の営業が苦手だと感じる理由という人は多いのではないでしょうか。その点、ネット保険では自分で納得いくまで保険を選べる点がメリットです。

ネット保険では自分の年齢や必要な保障に合わせて複数の商品を比較したり、保険料のシミュレーションをしたりすることも簡単です。好きなタイミングでじっくりと時間を取って保険を選べます。

保険料が安い

ネット保険では、営業マンなどの人件費や店舗運営費、事務費用などが対面販売の保険と比較して安く抑えられます。そのため、対面販売の保険と比較して保険料が安い傾向があります。できるだけ保険料負担を抑えたい人にもネット保険はおすすめです。

保障内容がシンプルでわかりやすい

ネット保険で取り扱っている商品は、対面型と比べると保障内容がシンプルでわかりやすいものが中心です。たとえば、個人年金保険などにはネット保険から加入できないことがあります。ネット保険では営業担当者が内容を説明しないため、一般の方には理解しにくかったり、誤解したりする可能性がある複雑な仕組みの保険を取り扱わないことが多いためです。

ネット保険では、掛け捨て型の死亡保険・医療保険・がん保険・就業不能保険などの加入目的がはっきりした保険のラインナップが充実している傾向にあります。もともと必要最低限の保障で備えようと考えている人にとっては、シンプルでわかりやすい商品が多いネット保険では希望に合うものを見つけやすいでしょう。

ネット保険の注意点

ネット保険は便利ですが、対面型とは異なる点もあるため注意が必要です。ここではネット保険で保険を選ぶ際の注意点を3つ紹介します。

自分に必要な保障を考えておく

ネット保険では、保険を選ぶ前に自分に必要な保障を考えておくことが大切です。営業担当者がいる場合、自分の経済状況や家族構成などからライフプランを作成してもらったり、おすすめの保険を教えてもらったりできます。

しかし、ネット保険の場合は基本的に自分で保険の商品説明などを読んで理解し、必要な保障かどうかを判断しなければいけません。自信を持って判断するためには、ある程度の保険の知識も必要です。

ただし、ネット保険で保険選びに困ったら、チャットやメール、電話で問い合わせたり、オンライン上で相談にのってもらったりすることもできます。必要に応じて積極的に利用してみましょう。

選択肢が少ない可能性がある

ネット保険では保障内容がシンプルでわかりやすい商品が中心で保障内容が複雑なものは選べないことが多いため、選択肢が少ないと感じる人もいるかもしれません。また、さまざまな特約を組み合わせながら自分のニーズに合わせて保障内容をカスタマイズすることはネット保険では難しいでしょう。

また、資産運用のひとつとして保険加入を考えている人も、ネット保険では希望の保険が見つけにくい可能性があります。保障内容が複雑な保険は対面での販売のみとしている保険会社も少なくありません。より幅広い選択肢から選びたい人は対面型の保険も検討することをおすすめします。

手続きはすべて自分で行う必要がある

営業担当者を通じて保険を契約するメリットのひとつが、契約手続きや保険金の請求手続きなどを手伝ってもらえることです。契約書などの記入方法の説明や記入ミスのチェックを頼むこともできます。

しかし、ネット保険ではインターネットを通じて手続きするため、基本的には自分だけで書類記入などを行います。記入ミスや質問の勘違いがあれば、契約できなかったり、最悪の場合は告知義務違反に該当してしまう可能性もあるかもしれません。手続きは慎重に行い、わからないことがあればカスタマーサポートなどに連絡して疑問点を解消しておくと安心です。

ネット保険では保険金などの請求手続きもインターネット上でできます。契約手続きと同様に、請求手続きでも不明な点は保険会社などに確認しながら進めるようにしましょう。

保険営業の断り方

保険の営業担当者とすでにやり取りしているけれど、ネット保険から保険契約したい場合、どこかのタイミングで勧誘を断らなければいけません。ここでは上手な保険営業の断り方を解説しますので、断るのが苦手な人は参考にしてみてください。

断る意思をしっかりと伝える

勧誘を断る際に大切なのは、断りたいという意思をはっきりと伝えることです。あいまいな伝え方をすると、営業担当者はまだチャンスがあると考えて営業し続けてしまうかもしれません。

具体的な断り方としては、以下のような言い方がおすすめです。

  • ほかの保険会社の商品のほうがよいと感じていることを正直に伝える
  • いまは保険は必要ないとはっきり伝える
  • 「〇〇がよくないので加入しない」などと断る理由も一緒に伝える

いずれにしても、断る理由をはっきりと伝えて契約する意思がないことをしっかりと示すことがポイントです。営業担当者はある意味、断られることに慣れています。「気を悪くするのではないか」などと心配しなくても問題ありません。

電話やメールで断る

勧誘を断る際は会って伝える必要はありません。顔を合わせると断りにくいと感じる人は、電話やメールで断りの連絡をするほうが負担が少ないでしょう。

まとめ

保険に入るために営業担当者に会うことに不安がある人は、ネット保険で保険を選ぶのがおすすめです。24時間どこでも利用できるネット保険では、じっくりと保険選びができます。

ただし、ネット保険では営業担当者がいないため、保険の説明や契約手続きの手伝いなどをしてもらえません。保険選びから加入手続きなどまで自分でする必要がありますが、わからないことがあればサポートを受けることもできます。この記事を参考に、ネット保険をぜひ利用してみてください。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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リアほMAGAZINE編集局

保険選びのリアルな情報やノウハウをシンプルに分かりやすく解説するリアほ編集局です。

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