生命保険を解約するときの注意点は?知っておきたい保険料の支払いを抑えて継続する方法

「生命保険はいつでも解約できるのでしょうか?」
生命保険は、解約手続きをすればいつでも解約ができます。

解約手続きは、解約したい旨を保険会社へ連絡して、送られてくる書類(一般的に、解約請求書などといいます)に記入して返送します。
本人確認書類の同封が必要な場合もあります。返送した書類を保険会社が受理すると、解約手続きは完了し保障がなくなります。
このように、解約手続きそのものは意外と簡単にすみます。

しかしながら、生命保険の解約はタイミングに気をつけないと損をしたり無保険になってしまうリスクがあります。
ここでは、解約するときに注意するべきポイントと保険料の支払いを抑えて継続する方法をわかりやすく解説していきます。 

■生命保険を解約する目的は?

・解約理由は?

生命保険を解約する目的はさまざまですが、主に次のような理由です。

・他の保険に入りなおす(見直し)するため。
・保険の必要がなくなったため。
・解約返戻金を受け取るため。
・保険料の支払いが厳しくなったため。

中でも、保険料を支払いが厳しい理由で先だって解約をしてしまうと、保障がなくなりさらにお金のリスクにさられてしまいます。

そこでここでは、知っておきたい保険料の支払いを抑えて保障を継続する方法を紹介します。

・保険料の支払いを抑えたいとき

1.他社に乗り換えして保険料を軽減する

昨今では、保険会社によって健康体割引や非喫煙者割引など一定の条件を満たすと保険料が割引される保険が多くあります。
またほぼ同じ保障内容でも、保険会社によって保険料が異なるため、保険会社を変えると保険料が安くなるケースもあります。
一度、現在の保険料が割高でないか他社と比較してみることをおすすめします。

2.今の保険を減額して続ける

保障の大きさは小さくなりますが、保障額を減らすと減らした分だけ、保険料も抑えることができます。

3.今の保険の特約だけを解約する  

現在の保険証券に○○特約と書かれたものがある場合は、その特約によって上乗せ保障がついています。一部の特約には無料のものもありますが、有料の特約を解約するとその分、保険料を減らすことができます。
自身にとって不要な特約がセットになっていないか確認してみましょう。

4.払済保険(はらいずみほけん)に変更する。

一般的に、貯蓄型で解約返戻金が貯まっている場合に使える方法です。
保険料の払い込みをストップして、現在の解約返戻金をもとに同じ保険に加入する方法です。
保障額は小さくなりますが、保障をのこすことができます。また、解約返戻金が運用されていくため、今すぐに解約して解約返戻金を受け取るよりも、将来、増えた解約返戻金を受け取れる場合もあります。
払済保険を検討する際には、将来の解約返戻金の推移も確認しておくと安心です。
(保険会社や保険商品によっては、払済保険の取り扱いができない場合もあります。)

■生命保険を解約する前に注意するポイント

・新しい保険の保障が始まってから、古い保険を解約する

他の保険に入りなおす場合は、保険に何も入っていない期間をつくらないようにするため、必ず新しい保険がの保障が始まってから古い保険を解約するように注意が必要です。
また、生命保険は審査があり、申込みしたら必ず加入ができるとはじめから約束されているものではないため、無保険にならないよう必ず無事に新しい保険の保障が始まってから古い保険を解約しましょう。
 

・保障が始まるまでの流れ

新しく生命保険に加入するときは、申込みと同じタイミングで健康状態を保険会社へ正しく伝えるための告知(診査)があり、この告知(診査)の内容によって保険会社が保険に加入できるかできないか判断します。保険会社が保険に加入できると決定することを「承諾」といいますが、保険会社が承諾して保険に加入できることが決まります。 

新しい保険の保障開始日は、次の3つがそろった遅い日です。
1.申込み
2.告知(診査)
3.1回目の保険料の支払い 

・保険会社の「承諾」が必要
注意点は、3つの手続きを終えたからといって、すぐに「加入できた」ことにはならないことです。
保険会社が「承諾」しなければ加入ができません。つまり、保険会社から「承諾」の返事がきて、3つの手続きも終わったら、やっと保障が無事に開始されるのです。

古い保険を解約するときには、新しい保険が無事に「承諾」となり、必要な3つの手続きが完了して保障が始まった日より後で解約するようにしましょう。 

・貯蓄型の保険は、損しないか慎重に確認する

お金が貯まる貯蓄型の保険の場合は、解約するタイミングによっては解約返戻金が払込保険料の総額を下回る場合があります。

今、解約したらいくら戻ってくるか(解約返戻金)は、保険証券や毎年保険会社から送られてくるご契約内容のお知らせで確認できます。
契約内容によっては、今すぐに解約すると解約返戻金が払込保険料の総額を下回るものの、あと少し続けてから解約をすると、解約返戻金が払込保険料の総額を上回る(支払った保険料の総額より増える)場合もあります。
また、貯蓄型の保険は一般的に、若いときに加入した方が有利な条件になっています。年齢が上がると同じ条件では入れません。

すぐに使わないけれど、保険料の支払いだけストップしたい場合は前述の払済保険の活用も検討してみることをおすすめします。
特に、貯蓄型の保険は今までに払い込んだ保険料も高額なことが多いため、くれぐれも慎重に判断することが大切です。

・新しい保険に加入できなかったら・・・古い保険を継続することも検討

生命保険は、健康状態によっては新しく契約ができないこともあります。
最近では、「持病があっても入れる」「告知が少ない」ことが特徴の「緩和型」(かんわがた)保険も充実しており、通常の生命保険に加入ができなかった人にとって非常に頼れる保険となっています。
ただし注意点があります。古い保険が健康なときに加入した内容の場合、今から新たに「緩和型」の保険に加入するより、古い保険の方が割安で保障が充実した内容で続けられる可能性が高いことです。「緩和型」は通常の保険より加入しやすいかわりに、最初から保険料が割高に設定されています。そのため、安易に緩和型に切り替えず、古い保険を継続することも検討した方がよいでしょう。

■まとめ

保険を解約するとそれまでの保障はすべて、なくなります。
特に注意するべきポイントは、無保険にならないよう必ず新しい保険の保障が無事に開始してから古い保険を解約することです。健康状態によっては新しい保険に申込みをした結果、加入ができず前の保険を続けた方がいい場合もあるためです。

また、貯蓄型の保険は、解約するタイミングを間違えると大幅に損をすることもありますので、くれぐれも慎重に解約するタイミングを判断することが大切です。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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WRITER'S PROFILE
KORI 株式会社WDC リアほマーケティング室長
大手生保、保険代理店、外資生保にて連続MDRT、社長賞など数々のタイトルを獲得。その後、コンサルティング会社を経て2021年6月 株式会社WDCに参画。

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