いろいろな契約が組み合わさってひとつの商品になっていることが多い生命保険。
そもそも主契約とはどんなもの？今さら聞けない基本を解説します。
合わせて知っておきたい特約についてと、その違いも理解しておきましょう。

■生命保険の主契約とは

・主契約＋特約でひとつの商品に

主契約とは、生命保険の土台となる契約のことです。
主契約は単独で契約ができます。

主契約と合わせて知っておきたいのが「特約」で、主契約ではカバーできない部分を上乗せして保障したり、特定の機能を追加したりするためのオプションです。多くの生命保険は主契約を土台にいくつかの特約がセットになって構成されています。

主契約は単独で契約できますが、一方、特約は単独では契約できません。
ただし、特約のみの解約はできる場合がほとんどです。
また、主契約を解約すると特約も一緒に保険契約がすべて解約されます。
 

・主契約と特約のよくある種類と組み合わせ

 
・一般的な生命保険（死亡保険）の場合
主契約は、終身保険／養老保険／定期保険／学資保険など
＋
特約は、定期保険特約／災害割増特約／収入保障保険特約／疾病入院特約／がん入院特約／女性疾病入院特約／リビング・ニーズ特約など
 
・医療保険の場合
主契約は、医療保険（病気やケガによる入院・手術の保障）
＋
特約は、通院特約／先進医療特約／三代疾病保障特約など
 

■保険を見直すときは主契約と特約の両方をチェック

生命保険の主契約について、特約との違い、代表的な主契約と特約を合わせて解説しました。
生命保険を見直すときは、すべてを解約することもできますが、特約だけを解約することもできます。
保険会社に相談し上手に見直しましょう。