生命保険の選び方

2021.09.07

引受基準緩和型医療保険のメリットと注意点

引受基準緩和型医療保険は、治療中の病気や過去の病歴が原因で、通常の医療保険に加入できない方も加入しやすい医療保険です。告知をする必要がありますが、告知項目が通常の医療保険より少なくなっているのが特徴です。
この記事では、引受基準緩和型医療保険のメリットと検討する際の注意点を紹介します。
通常の医療保険と迷っている方や引受基準緩和型医療保険を検討している方はぜひ参考にしてください。

引受基準緩和型医療保険のメリットは?

メリット1 持病や既往歴のある方でも加入しやすい

引受基準緩和型医療保険は、持病や既往歴などがある方や入院・手術の経験のある方や通常の医療保険をあきらめていた方も加入しやすい保険です。「持病や過去に大きな病気をした人でも加入しやすい。」ことが最大のメリットです。
告知事項が3~5項目程度に限定されていることから、限定告知型医療保険とも呼ばれています。

メリット2 持病の悪化や再発も保障される

加入時の告知事項に該当がなく加入ができれば、持病が悪化した場合や過去に経験した病気が再発した場合でも保障の対象となることが多いです。加入すれば持病の悪化や再発についても保障されるという安心が得られる点もメリットといえます。
ただし、すでに保険に入る前から入院や手術を医師からすすめられていた場合は保障されませんので注意が必要です。

引受基準緩和型医療保険の注意点は?

保険料が割高

告知の基準が緩く、加入しやすいかわりに、通常の医療保険よりも保険料が割高に設定されています。
持病がある方でも内容によっては、通常の医療保険に加入できる場合もあります。また、告知の対象になる傷病歴は、現在から過去5年以内の治療歴が一般的です。過去に入院や手術をしたという方も、完治から5年経過していれば通常の医療保険に加入できる可能性があります。
そのため、通常の医療保険に本当に入れないか?確認したうえで、本当に入れない場合、引受基準緩和型医療保険を検討しましょう。

一定期間は保障額が削減される場合がある

契約してから一定期間(契約してから1年間など)は入院や手術の際の給付金が半額となる商品がほとんどです。たとえば、入院1日あたり10,000円の保険だが、契約してから1年以内に入院したきは1日あたり5,000円の給付となる、といったイメージです。
現在、治療をしていない病気やケガを含めすべての保障額が一定期間、削減される点にも注意が必要です。

■まとめ 

引受基準緩和型医療保険は、持病のある方でも加入しやすい医療保険です。持病があると再発や持病の悪化といったリスクを伴うため、通常の医療保険と比べて保険料は割高ですが、持病の悪化や再発についても保障されることが多いです。
持病があっても加入しやすく魅力的ですが、保険料が割高な点や一定期間の保障額が削減される場合があるという注意点もあります。
また持病の内容によっては、通常の保険に本当に入れる場合もあります。本当に入れないか?を確認したうえで引受基準緩和型医療保険を検討することをおすすめします。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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リアほMAGAZINE編集局

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