契約前に知っておきたい

2021.08.06

糖尿病でも保険に入れるの?持病があっても加入しやすい保険を紹介

糖尿病の治療をしていると、内容によっては審査の厳しい通常の保険へ加入は難しくなることが多いです。
しかし、『保険に入れないと困る』『何か加入できる保険はないのかな?』という悩みをお持ちの方も少なくないと思います。 
この記事では、持病があっても加入しやすい『引受基準緩和型保険』『無選択型保険』についてそれぞれの特徴を解説していきます。

持病でも入れる保険を知りたい方や保険の加入を断られた人などは、ぜひ参考にしてみてください。

■糖尿病でも保険に入れる?

糖尿病は合併症のリスクなどがあるため、健康な人と比べて病気を発症する可能性が高く、現在の治療内容によっては審査の厳しい通常の保険に加入するのは難しくなります。

ただし、通院歴や治療の内容によっては、通常の保険に特別条件(保険料を普通の人より高くする。一定期間の保険金が少なくなるなどその契約だけに特別につけられる条件)で入れることもあります。

しかしながら、糖尿病以外にも持病がある人や糖尿病で直近に入院歴がある人の場合は、通常の保険の加入を断られてしまう場合もあります。

そこで、そのような糖尿病で通常の保険に加入できなかった人でも加入できるように審査の基準を緩和した保険が『引受基準緩和型保険』『無選択型保険』です。

■引受基準緩和型保険とは

 
引受基準緩和型保険とは、加入時の告知内容が通常の保険と比べて緩和されている保険のことです。
通常の保険では加入時に細かい健康状態や過去の傷病歴などの告知義務がありますが、引受基準緩和型保険では告知項目が少ないことが特徴です。
また、告知を少なくすることにより持病があっても加入しやすくしているため、保険料は通常の保険と比べて割高です。
保険料と保障の内容のバランスが釣り合っているのかをよく考えて、納得できる保険を選ぶようにしましょう。

・引受基準緩和型保険の種類と特徴

・引受基準緩和型医療保険

入院給付金手術給付金が主な保障内容です。
先進医療特約通院特約一時金特約などオプションで保障を上乗せできる特約もあります。

加入する前の持病や既往症も保障の対象になることが多いため、すでに持病を発症している人でも安心して加入できます。 
ただし契約後の一定期間は給付金が減額されるケースもあります。たとえば、加入してから1年間は給付金の額が半分になるという商品もあるのでしっかり確認しておきましょう。 

・引受基準緩和型終身保険・引受基準緩和型定期保険

死亡保障が主な保障内容です。
持病(既往症)を原因とする死亡も保障します。

ただし、医療保険と同様、契約後の一定期間は給付金が減額されるケースもあります。たとえば、加入してから1年以内に亡くなった場合は保険金が半分になるという商品もあるのでしっかり確認しておきましょう。
また商品によって、災害死亡時の保障を上乗せできるものもあります。

■無選択型保険とは

無選択型保険とは、保険加入時の健康告知がなく医師による診査も必要がない保険のことです。持病や入院歴により保険に加入できなかった人を対象とする保険です。

・無選択型保険の特徴

無選択型保険は、通常の保険と比較するとかなり保険料が高めで、加入できる保険金の額も少額までとなるケースが多いです。
やはり健康告知の義務がない分、保険料や保険金の額は制約を受けてしまいます。
 
また、契約の日から90日の間、保障されないなどの制約が設けられていることも多いです。そのため、契約の前にしっかり確認しておく必要があります。
告知がないからと言って必ず加入できるわけではないことも注意が必要です。健康状態以外にも、職業や収入も審査の対象です。加入ができない場合があることも把握しておきましょう。 

■糖尿病の人はどの保険に加入したらいいの?

持病がある人はいきなり「引受基準緩和型保険」「無選択型保険」に加入するのはおすすめしません。
それらの保険はどうしても保障内容や保険料に制約があるため、まずは通常の保険に加入することを検討しましょう。 また、保険会社によって同じ糖尿病でも審査の基準が異なるため、1社で断られても他の保険会社であれば加入できる場合もあります。

それでも、加入できなかった場合に「引受基準緩和型保険」で入れるものがないか検討し、それでもダメな場合には「無選択型保険」に申し込むという流れが良いでしょう。
さまざまな選択肢の中から、保険料と保障のバランスがしっかり取れた保険を選ぶようにしましょう。

■まとめ

糖尿病などの持病がある人は、通常の保険への加入は難しい場合が多くなります。
加入ができない人のために「引受基準緩和型保険」、「無選択型保険」などが用意されています。それぞれの特徴をしっかり把握して自分にあった保険に加入していきましょう。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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リアほMAGAZINE編集局

保険選びのリアルな情報やノウハウをシンプルに分かりやすく解説するリアほ編集局です。

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