生命保険の選び方で知っておくべき「保険期間」と「払込期間」の違い

「保険期間」は保障が続く期間、「払込期間」は保険料を支払う期間です。
自分にあった保険を選ぶためには、「保険期間」「払込期間」を保険の加入目的や保険料の負担を考慮したうえで決める必要があります。

ここでは、2つの期間の違いと保険料にどう影響するか、選ぶときに注意するべきポイントを解説していきます。

■「保険期間」とは

「保険期間」とは、その保険の保障が続く期間を示しています。
例えば「保険期間」が10年だと、10年後に保障が終わり、「保険期間」が終身だと、一生涯保障が続く保険です。

・「保険期間」は大きく2つ

「保険期間」は、途中で保障が終わるか、一生涯続くかで大きく2つに分かれます。

途中で終わる保険は、保険期間10年間や保険期間60歳までというように「いつまで」か、あらかじめ期間を決めて入る保険です。
一生涯続く保険は、「終身」といって言葉のとおり身(からだ)が終わるまで、つまり一生涯ずっと保障が続きます。

途中で終わる保険(定期保険)と一生涯続く保険(終身保険)

■「払込期間」とは

「払込期間」とは、保険料を支払う期間です。

・定期保険の場合

途中で保障が終わる定期保険は、「保険期間」を選ぶと「払込期間」が自動的に同じ期間になることがほとんどです。

例)「保険期間」が60歳までの保険なら、保険料の「払込期間」も60歳まで

定期保険は、「保険期間」が終わると同時に「払込期間」も終わり、終わりを迎えても保険料は戻ってきません。お金が戻ってこないので、掛け捨て型の保険と呼ばれています。

※商品によっては、短期払といって保険料を先払いしておける払込方法を選ぶこともできます。ただし、満期を迎えると保障が終わり、満期保険金はありません。

・終身保険の場合

一生涯の保障が続く終身保険は「保険期間」は一生涯ですが、「払込期間」は一生涯ずっと保険料を払わなくても済むよう、短い期間で払い終わることができます。

たとえば、 「保険期間」は終身で、保険料の「払込期間」は60歳の場合は、60歳までで保険料の支払いが終わり、60歳以降は保険料を払わなくてもずっと保障が続きます。定年して収入が減ったときに保険料を負担しなくてもいい方法です。

また、「保険期間」が終身で、保険料の「払込期間」も終身の場合は、60歳を過ぎてもずっと保険料を一生涯払い続ける方法です。

■「保険期間」と「払込期間」によって保険料はどうなる?

・「保険期間」は、短ければ短いほど安い

同じ保障額だった場合、「保険期間」が短ければそれだけ短い期間しか保障されないため、保険料は割安です。保障期間が長い保険の方が、年齢とともに死亡する確率や病気にかかる確率があがるので保険料が高いです。

次に、「払込期間」による違いです。「払込期間」の選び方は、毎月の保険料の安さを重視するか、トータルで支払う保険料の合計の安さを重視するかで変わります。

・毎月の保険料は、「払込期間」が長い方が安い(同じ保険期間で比較した場合)

ゆっくり長く保険料を支払ったほうが月々の保険料は安く抑えられます。
たとえば、終身保険の「払込期間」を60歳にした場合より、65歳にした場合の方が毎月の保険料は安くなります。
つまり、ゆっくり長く支払った方が毎月の支払い負担は抑えられます。

・支払う保険料の総額は、「払込期間」が短い方が安い(同じ保険期間で比較した場合)

トータルでその保険に保険料をいくら支払うか(総払込保険料)は、「払込期間」が短い方が安くなります。例えば、一生涯の終身保険の「払込期間」を65歳にした場合より、60歳にした方が、総払込保険料は安くなります。
つまり、毎月の負担は高いですが、保険料を早く払ってしまった方がトータルで払い込む保険料の合計額は安くなります。

■「保険期間」「払込期間」を選ぶときに注意すること

・保険期間は保障、払込期間は保険料を考えて決める

「保険期間」を決めるときの注意点は、保障がいつまで必要かをしっかり考えて決めることです。必要以上に長くすると、保険料は高くなります。必要な期間だけ、しっかり保障がもてるように設定しましょう。

「払込期間」を決めるときの注意点は、保険料の負担をよく考えて検討することです。
一生涯保障が続く保険は、60歳や65歳で払い終わるようにしておくと老後に支払いが残らないメリットがあるものの、若い時の保険料負担が家計を圧迫しないか慎重に判断することが大切です。

・医療保障やがん保障は終身払の方が見直ししやすいメリットがある 

死亡保障の終身保険は、若い時に加入して早く保険料を払い終えた方が安くすみます。また解約返戻金が貯まるメリットもあります。

一方で、同じ「保険期間」が終身の保険でも医療保険やがん保険などは将来、最新の医療事情にあったものに見直したくなる可能性が考えられます。
これらの生きている時のリスクに備える保険は、死亡で必ず保険金が支払われる終身保険と違い、解約返戻金はほとんど貯まらず掛け捨てです。
そのため、途中で別の保険に切り替えることを考えると、終身払にしておいた方が見直しする前までに支払う保険料を安く抑えておくことができます。

終身払は、定年後に保険料の支払いが続く負担がありますが、定年後でも払える程度の保険料であれば、見直ししやすいよう終身払にしておくのも1つの選択肢です。

■まとめ

人生には結婚、出産、住宅購入、定年退職、介護などライフステージの変化が必ず訪れます。
そのそれぞれのタイミングなどを踏まえて、保険期間・保障期間を検討できると安心です。
保険期間は保障が続く期間、払込期間は保険料を支払う期間です。定期保険は保険期間と払込期間が通常同じですが、保険期間が短い方が保険料は安くなります。
終身保険は、保障は一生涯ですが、払込期間を短くできます。
払込期間の選び方は、毎月の保険料負担を軽くしたいか、老後の支払いを軽くしたいか、総払込保険料を安くしたいか、今後もう見直しが必要ない保険かによって変わってきます。
保障内容と加入目的、毎月の保険料予算を考えて、自分にあった保険期間と払込期間を選びましょう。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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WRITER'S PROFILE
KORI 株式会社WDC リアほマーケティング室長
大手生保、保険代理店、外資生保にて連続MDRT、社長賞など数々のタイトルを獲得。その後、コンサルティング会社を経て2021年6月 株式会社WDCに参画。
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