10年前のがん保険では保障が足りない?見直しの必要性とタイミングを解説|メリット・デメリット

「がん保険を見直す必要はあるの?」「昔と今ではがんの治療方針がちがうらしいけど、昔入ったがん保険でも十分な保障は受けられるの?」

以前がん保険には加入したけれど、入ったきりで一度も見直しておらず保障内容に不安があるという方は多いと思います。

この記事では、がん保険を見直す必要性と見直すメリット・デメリットについて解説していきます。

保険は万が一のときにしっかりと保障を受けられなければ意味がありません。がんを患ったときに金銭的な心配をせず、しっかりがんと向き合えるようにがん保険を見直して備えていきましょう。

がん保険を見直す必要性とタイミング

日本人の死因で最も多い「がん」。身近な病気と感じて、がん保険に加入している人も多いでしょう。生命保険文化センターが令和3年度に行った「生命保険に関する全国実態調査」では、がん保険やがん特約の世帯加入率が66.7%でした。つまり3世帯中、2世帯ががんに対するなんらかの備えをしているということです。

そんな加入率の高いがん保険ですが、一度入ってしまえば”安心”だと思ってしまいがちです。しかし、がん保険の保障内容はそのときのがんの治療方針に合わせた保障になっています。そのため、現行のがん治療に合った保障内容であるように定期的な見直しが必要です。

10年前のがん保険では十分な保障を受けられない?

科学や医療の進歩により、がんの治療方針は昔とは異なります。以前まではがん治療のほとんどが入院をして手術する方法が取られていたため、保険も入院や手術をしたときの保障が重要と考えられていました。しかし現在は手術よりも放射線治療や抗がん剤治療が多くなったことで入院日数が減少傾向にあり、通院で治療することが多くなっています。

そのため、がん保険に入ってから一度も見直したことがない場合は保障内容が現在の治療方針に合っておらず、がん治療を続けていくにあたり十分な保障を受けられない可能性があります。

たとえば昔のがん保険は、そのときの治療方針に合わせて入院給付金や手術給付金の手厚い保障内容でがんに備えていたかもしれません。しかし、現在は抗がん剤治療や放射線治療が増えているため、手術をせずに治療をしていく場合には昔のがん保険のままではほとんど給付金を受け取れないということもあります。

毎月保険料を支払っているのに、いざというときに必要なお金を受け取れないのであれば保険の意味がありません。

最近は、抗がん剤治療や放射線治療をした場合に給付金が支払われたり、がんと診断されたときに一時金としてまとまったお金が給付されるタイプのがん保険が多いです。現在のがん治療は通院治療が多くなっているとはいいましたが、入院や手術での治療をする場合もあるため、一概に通院保障だけを重要視すべきだとはいえません。入院治療にも通院治療にも対応できるように備えたい場合は、一時金タイプの使い勝手のよいものも検討してみてもいいかもしれません。

ライフステージが変われば、保険も変わる

がん保険は結婚や出産などライフステージが変わったときが見直すタイングです。夫婦二人のときと子どもが生まれてからでは必要な保障額は異なります。治療費はさらに、がんによって今まで通り働く事ができなくなり収入が減少する可能性は十分あります。そういった状況でも治療に専念でき、なおかつ家族が費用の面で苦しい生活にならないように生活費や子供の教育費までも補える保険を検討する必要があるでしょう。

年齢や家族構成、資産状況によって必要な保障内容は異なります。仮にがんになってしまった時を想定した場合に不足している保障はないか、保障を手厚くするのであれば家計を圧迫しないかなど、ライフステージに合わせて定期的に見直していきましょう。そうすることで、無駄なく適正な保険料でがんに備えられ、治療を続けながら安心した生活を送ることができます。

がん保険を見直すメリット

古いがん保険に加入したままだと、十分な保障を受けられない場合があることを説明しました。それでは次にがん保険を見直すことで得られるメリットを紹介します。

手厚い保障でがんの治療が受けられる

がん保険を見直すことによって、万が一がんになってしまったとしても治療をしていくにあたり十分な保障が受けられます。昔のがん保険は入院給付金や手術給付金に重きを置かれ、入院日数や手術治療が減少している今のがん治療に備えるには適切な保障内容とはいえません。

今のがん治療の方針に合わせた保障内容の保険に見直すことで、がんが見つかってもお金の心配することなくがん治療に専念できます。がんと診断を受けたとき、がんの治療への不安や金銭的な悩みから精神的なダメージは大きいです。保険を見直し、ひとつでも不安要素をなくしてがんと向き合える環境を整えておきましょう。

リスクに合わせた保障を選べる

がんは日本の三大死因のひとつです。とくに40代を過ぎてからは、ほどんどの年代で死因の第一位を占めています。40代となれば結婚したり子供が生まれたり、はじめてがん保険に入ったときとはライフステージが異なっていて健康に対するリスクも大きくなる年代です。自分にもしものことがあったときの家族の生活費や子供の教育費も保険で保障しなければいけません。

社会人になってはじめて入ったがん保険は保障内容が手厚くない可能性も高く、今の治療方針では十分な保障を受けられない可能性があります。保険の見直しは、年代に合わせたリスクを予測しながら保障を選んでいくことができるのです。

また、これまでは必要以上の保障で高い保険料を支払い家計を圧迫していたが、見直すことで保険料を抑えられる可能性もあります。その分を子供の教育費や老後の貯蓄へと回すこともできるでしょう。

がん保険を見直すデメリット

次に、がん保険を見直すことによるデメリットはあるのでしょうか。保険料、免責期間の2点から解説していきます。

保険料が高くなり家計を圧迫する可能性がある

保険は一般的に加入時の年齢が高いほど保険料も高くなります。たとえば、全く同じ保障内容のがん保険でも20歳と40歳で入った場合、40歳で加入したほうが保険料は高くなるのです。これはがん保険に限ったことではありません。

そのため、現在加入中の保険を解約して、新規で保険に加入するとほとんどの場合で保険料が高くなってしまいます。じゅうぶん保障の保険に加入すると保険料が高くなり、家計を圧迫してしまうかもしれません。

できるかぎり保険料を抑えたいときは、いま入っている保険は解約をせず契約を継続したまま、今のがん治療に不足している保障を特約などでプラスしていく方法もあります。新しい保険に加入するのではなく、現在加入している保険に特約を付けたり外したりカスタマイズすることも検討してみましょう。ただし、すべての保険が特約の中途付加ができるわけではないため各保険会社に確認が必要です。

がん保険には免責期間がある

がん保険に加入しても、すぐに保障は受けられません。一般的に保険の契約日から90日間の免責期間が設けられています。免責期間がある理由として、がんの疑いがある人ががん保険を契約し、成立後すぐに保険金を受け取ることを防ぐためです。

免責期間があることにより気を付けたいのが、いま入っている保険の解約のタイミングです。古い保険を解約すると同時に新しい保険に加入したとしても90日の免責期間があるため、免責期間の90日の間にがんと診断された場合、保障は受けられません。がん保険を見直して新規で契約をするときは、加入予定のがん保険の免責期間が終了してから古いがん保険を解約したほうが安心です。

また、新規でがん保険に申し込んでも必ず加入できるとは限りません。保険の契約をするときは職業や年齢、健康状態などを保険会社に伝える必要があります。これを「告知義務」といいます。

保険会社は告知をもとに契約の可否を判断しているため、過去にがんになったことがあったり、がんと関連性の高い病気を患っている場合は加入できない可能性もあります。もし新たにがん保険に加入できなければ、現在加入中のがん保険を継続し続ける必要があります。そのため、がん保険を見直す際には、加入を希望するがん保険が契約できることを確認してから契約中の保険の解約手続きを進めましょう。

まとめ

がん保険は一度入ったら終わりではなく、定期的な見直しが必要です。医療の進歩に伴い加入している保険の保障内容を見直さなければ、いざというときに十分な保障を受けられない可能性があります。

がんと診断されたときにすこしでも不安な要素を減らして治療に専念できるように、定期的な保険の見直しをして最適ながん保険で備えておきましょう。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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