保険の基礎知識

2022.06.02

【3分でわかる保険の基礎知識】保険っていったい何?

保険とは、あなたが生活していく上で起こりうる「万が一の事態」に備えるための制度です。たとえば急な病気で入院することになったり、大切なご家族をのこして亡くなったりすると、あなたやご家族にはたくさんのお金が必要になります。

「急に、そんな大金は用意できない」
と途方に暮れることがないように、保険を活用するのです。

保険への加入を考え始めた人のために、保険の基礎知識をご紹介します。

3つのキーワードで知る保険の仕組み

まずは3つのキーワードを使って、保険の仕組みを解説しましょう。

①相互扶助

保険は、多数の人が少額ずつお金を出して、少数の困っている人を助ける「相互扶助」の仕組みです。

「一人は万人のために、万人は一人のために」(byドイツの保険学者マーネス)
「一人の災難を大勢が分かちわずかの金を捨てて大難を逃れる制度」(by福沢諭吉)

②貯蓄はさんかく△、保険はしかく□

「お金が必要なときに備えて、貯蓄をしておこう」という考えもあるでしょう。

でも、貯蓄は少しずつしか貯まっていきません。
もしも貯蓄を始めた翌日に、お金が必要な事態が起こったら?
必要な金額を用意するのは難しいでしょう。

保険は、万が一のときに受け取る金額が決まっています。
そのため、思ったより早い時期に、万が一の事態が起こってお金が必要になった場合でも、安心なのです。

③悲しみとともに経済的な苦しみがこないように

万が一のことが起こった時、私たちはとても悲しい思いをします。
「悲しい」という感情そのものを、保険が救ってくれるわけではありません。

ただ、悲しいことが起こった上に、経済的な苦しさも抱えてしまうと、本当に大変です。
大変さの一部ではありますが、保険が支えてくれるとしたら、心強いですね。

押さえておきたい保険の基礎用語

保険の世界で使われる基本的な言葉を押さえましょう。これらの用語を押さえるだけで、保険のことがずっとわかりやすくなります。

保険料(掛け金)

万が一の事態に備えて「支払う」お金のことです。毎月、一定額を支払う方法のほか、半年分や1年分をまとめて支払う方法などもあります。

保険金(給付金)

万が一の事態が起きたとき「受け取る」お金です。

契約者

保険に関する権利と義務を持つ人です。契約内容の変更をする権利があり、保険料を支払う義務がある人のことです。

被保険者

保険は「誰に」万が一の事態が起こったときに備えるかを指定して、契約します。
「誰に」にあたる人を被保険者と呼びます。

保険会社(共済)

契約者から保険料を集めたり、保険金を支払ったりする団体のことです。

保険商品

保険会社は
「こういう事態になったらお金を払います」
「毎月お支払いいただく保険料はいくらです」
と条件を決めて、保険に加入したい人を集めます。
保険会社による「こういう条件でお金を集め、こういうときにお金を払う」という決めごとを「保険商品」と呼びます。

保険商品の正式名称

テレビや雑誌の広告に出てくる保険商品の名前は、正式名称ではなく「愛称」「ペットネーム」のことがほとんどです。
愛称とは別に、保険商品には正式名称があります。「介護保険金特則付米国ドル建終身保険」「無配当解約払戻金抑制型収入保障保険」などが正式名称にあたります。

ペットネーム

保険商品の正式名称は難しいので、呼びやすくおぼえやすい愛称をつけます。それがペットネームです。

保険代理店

保険会社の代わりに保険商品を販売するのが保険代理店です。

保険募集人

保険募集人の資格を取得し、登録を行っている人でなければ、保険の販売ができません。
保険営業員、保険販売員などと呼ばれることもありますが、資格がある人の正式な名前は「保険募集人」なのです。

主契約

保険の基礎となる部分です。
死亡保険なら死亡保障、医療保険なら入院や手術の保障が主契約にあたるでしょう。

特約

主契約だけではカバーしきれない部分を、特約(オプション)をつけてカバーすることができます。原則として主契約に上乗せする形で特約を選ぶことになりますが、まれに特約だけでも加入できる変わり種の保険もあります。

請求

万が一の事態が起こったとき、契約者の側から保険会社にその旨を伝えることを「請求」といいます。保険金を受け取るためには、契約者側から請求を行うことが必要です。

保険証券

保険に加入していることを証明する書類です。契約を結んだ後に、保険会社から送付されます。もしくはWEB上で確認できるようになります。
保険の請求をするとき、保険証券が見当たらなかったとしても、保険会社に相談し手続きをすることができます。

約款

保険の説明をまとめたものです。非常に難しい文章であることが多いです。



この記事は転載記事です。記事の提供元はこちら

株式会社IB
保険の請求もれとは、「保険加入者自身が、請求できるはずの保険に気付けず、そもそも請求をしていない」ということです。我が国において、保険の請求もれは年間に1.6兆円発生していると推定(株式会社IB推定)しております。その結果、「治療をあきらめて亡くなった」とか「負わなくて済んだはずの経済的な負担を負った」といった悲しいことが起きています。 株式会社IB(アイビー)は、この命に関わる重要な社会課題の解決を目指します。



※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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リアほMAGAZINE編集局

保険選びのリアルな情報やノウハウをシンプルに分かりやすく解説するリアほ編集局です。

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