30代にとっての生命保険は「何かあった時に思い出す存在」にすること【FPコラム】

社会人になって10年弱経つと、会社でも双方のポジションや業務内容を任され、日常は忙しくなっていきます。プライベートでも結婚や子育てなど、毎日が目まぐるしく過ぎるように変わります。ただ一方で何か不足の事態があったとき、生命保険の有難さを強く実感することも。30代という年代だからこそ考えたい、30代と生命保険の付き合い方とは。

30代にとって生命保険は「忘れている」のがベスト

たとえば普段から「生命保険の毎月の支払額、家計にとって重いな。」と負担に感じているとします。これは生命保険の加入状況としてあまり良くない状態です。生命保険は毎月の保険料を捻出する代わりに、万が一の時の医療費や生活費の保障をしてくれるもの。たとえ病気やケガ、万が一の家族の保障が生命保険によって手厚くセットされていたとしても、毎月の保険料が最適ではない可能性が高いです。現時点の家計にとって現在加入している保障内容が本当に必要なのかという視点と合わせて、組み立て直していくようにしましょう。

理想的なのは、普段の忙しい生活のなかで、生命保険のことを「忘れて」いることです。保険料の負担感はもちろん、保険請求のことを考える機会がないのは普段を息災で過ごせていることの証拠です。一方で、生命保険のことを敢えて考えたいのがライフイベントの際です。

ライフイベントの時に生命保険を思い出すようにする

結婚や子どもの誕生などのライフイベントの際には、敢えてそれまで忘れていた生命保険を見直すチャンスです。生活が変われば保険のニーズも変わります。改めて何があった時に必要な保障額を確認し、加入している保険がそれに対応できるものなのか、を確認するようにしましょう。また結婚においては、それまで(別の環境で)保険に加入しているケースもあるので「調整」が必要なことも。お互いに高い保険料をかけて貯蓄型保険に入っていて、落ち着いて考えればそこまで保険に投資する必要あるか?となることも。

ただ、最近の価値観では財布が別々の家計も増えてきました。財布が別々ということは、加入している生命保険の意思決定も別々ということです。家計管理という視点で考えると生命保険は家族単位であることが理想ですが、それぞれの価値観もあるので難しいところ。いずれの形にしろ、ライフイベントの際には生命保険を見直す機会を作っていきましょう。

30代家計にとって生命保険料は家計の5%~10%が理想

では保障は十分あるとして、家計視点で見たときに生命保険料の負担はどれくらいが最適なのでしょうか。さまざまな意見がありますが一般的に家計の5%~10%といわれています。手取りが30万円とすると、15,000円~30,000円というところです。なお賞与を生命保険の保険料支払いに充てているケースはさほど多くないので、月収ベースで計算しましょう。家計には多くの支出があるため他支出とのバランスが主たる理由ですが、ほかに2つのポイントがあります。

預貯金や定期預金は生命保険を兼ねる

生命保険はとても頼りになる保障ですが、預貯金もまた病気やケガに対する保障の役割を担うことができます。金融機関に預ける通常の定期預金も同様です。病院で治療し医療費を支払いの段階になって「医療費は生命保険の保険金でお願いします。預貯金では支払えません」といわれることは考えられません。

つまり個々の家計で預貯金に余裕があるならば、特に生命保険に拘らなくてもいいというのがひとつの考え方です。余裕があり、半年ほど先までに家計に影響する大きな支出(住宅購入の頭金支払いがある、子どもの学校の入学金支払いがあるなど)が無いならば、生命保険料を3%以下に抑えることも選択肢に入れていきましょう。

家族分の公的健康保険も確認しておく

家計における生命保険の割合と同じくチェックしておくことは、公的健康保険です。社会人になったときに勉強した人ももう一度リセットして考えてみましょう。配偶者や扶養対象となる家族を持ちはじめて適用される制度も多く、何が利用できるかによって上記の家計割合は変化します。結婚した時や子どもが生まれたタイミングで、行政や勤務先、健康保険組合などから案内が来ていると思いますので、確認しておくようにしましょう。既に残っていなくても、請求によって入手できることが多いです。また勤務先の総務部や人事部のほか、ファイナンシャルプランナーや社会保険労務士といった専門家も最新の状況を認識しています。行政主催での無料相談会も開催しているほか、最近はインターネット上で質問して回答して貰えるサービスも多くなってきました。これらのサービスを上手に活用しながら、自分自身・家庭にとっての最適な生命保険環境を整えていくようにしましょう。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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WRITER'S PROFILE
株式会社FP-MYS 代表取締役 工藤崇
1982年北海道生まれ。相続×Fintechサービス「レタプラ」開発・運営。2022年夏より金融教育のプロダクト提供。上場企業の多数の執筆・セミナー講師の実績を有する独立型ファイナンシャルプランナー(FP)。
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