変額保険(有期型)とは?

変額保険(有期型)は、有期=期間があるタイプの保険で、万が一の保険金と満期時の満期保険金を準備できる保険です。
投資信託での運用の要素もある保険であるため、受け取れる保険金額は運用実績により増減します。運用実績が良ければ保険金額は増え、払い込みした金額より多くの保険金が
受け取れる可能性があります。
一方で、運用実績がよくなければ、払い込みした金額より少ない金額を受け取ることになります。
変額保険(有期型)は養老保険タイプの一種ですが、養老保険との違いは運用実績によって死亡保険金、満期保険金、解約返戻金が変動することです。
満期保険金、解約返戻金に最低保証はありませんが、死亡保険金額は最低保証があります。運用実績が良ければ保険金額は増え、払い込みした金額より多くの解約返戻金や
満期保険金が受け取れる可能性もあります。
この記事では変額保険(有期型)のメリット、デメリットを中心に解説します。

変額保険(有期型)のメリット

運用成績によってはお金がふえる可能性がある

変額保険は、投資信託のように運用実績によって死亡保険金、満期保険金、解約返戻金が増減します。運用実績が良ければ保険金額は増え、払い込みした金額より多くの解約返戻金や満期保険金が受け取れる可能性があります。
ただし、死亡保険金は、契約時に設定した金額が基本の保険金額として最低保証されるので、たとえ運用実績が悪くても保険金額が最低保証額を下回ることはありません。

インフレ対策の選択肢のひとつ

変額保険(有期型)は、運用先に組み込まれている投資信託を通じて、株式や外国債券などにも投資をすることになるので、インフレ対策としても有効であるといえます。
長くデフレが続く日本も「インフレターゲット2%」という目標にむかってさまざまな政策をうっていますし(なかなか順調とはいえませんが)、今後もその流れが続くでしょう。
将来的に物価上昇(つまりインフレ)が起こる可能性があります。この時、銀行の普通預金だけでは対策が出来ない可能性があるのです。
みなさまもご存じの通り、今は世界的にも超低金利の環境です。普通預金に預けているだけでは利息はほとんど付きません。
金利が上昇しない中で物価だけが上昇してしまうと、事実上円の価値が下がります。

たとえば、今日100円で変えたりんご(りんごに特に意味はありません)が、来年の今日、105円になった場合、1年後には100円でりんごを買えません。こうやって書くと当たり前の話なのですが、インフレは「目に見えない」ので実感しづらい分、知らないうちに家計を圧迫する可能性があるのです。
そんな中、株式や外国債券は「インフレに強い資産」に数えられます。

しかし、投資経験がなく毎日、株価や為替のうごきを見ている時間がないという方にとってはこの変額保険(有期型)のしくみを使って、間接的にこれらの資産に投資をすることは有効な選択肢のひとつです。
そういう意味で、変額保険(有期型)は一定のニーズがあると言えるでしょう。

変額保険(有期型)のデメリット

元本割れのリスクがある

変額保険を解約した場合、終身保険や養老保険と同じく「解約返戻金」を受け取れます。
 変額保険に限らず、保険期間中に解約した場合は払い込んだ保険料の総額を下回って元本割れを起こすリスクがあります。
 「一時払い」(保険料を契約時に一括で支払う方法)で加入する場合は、元本割れのリスクがあることを念頭に、当面使わないお金で支払うことが大切でしょう。
満期保険金も、解約返戻金と同様に、最低保証がないので、運用実績がよくない場合、支払った保険料を下回った保険金額しか受け取ることができません。
つまり元本割れする可能性があるということです。

変額保険(有期型)はこんな方におすすめ

変額保険は投資性があるとはいえ、あくまで保険です。長期的な視点で加入を検討しましょう。運用、投資を前提に短期的な視点で資産運用を考えたい方には、あえて保険を選択する必要はないといえます。

インフレに備えながら万一の資金を確保したい

変額保険はインフレに強い保険と言えます。運用型の保険では、保障を持ちながら資産運用ができるので、インフレに備えながら万一の整理資金を確保できます。お葬式代も、インフレが起きると現在と同じ金額の保険では足りなくなる可能性があります。今後、長い期間にわたって用意しておきたい保険だからこそ「インフレにも備えたい」という方におすすめです。

強制的にお金をためたい

「お金をためるなら、定期預金で良い」という方もいらっしゃるかもしれませんが、「積み立てていたお金をついつい使ってしまった」という経験はあるのではないでしょうか?保険は、短期の途中解約には解約手数料などがかかることが多く解約するためには一定のハードルがあります。使いたい時に使えないのです。
これは保険という箱(金庫)にお金を入れて長い期間「鍵をかける」イメージをお客さまにはたとえ話として伝えることがあります。
多くのお客さまが毎月自動的に引き落としがかかるため、「気づいたらこんなにお金がたまって、しかも増えていた」と喜ぶお客さまを実際に何人もみています。
「手元にあると、誘惑に負けて使ってしまうから強制的にためたい」という方にもおすすめです。

生命保険料控除を利用したい

変額保険は、他の保険と同じように、支払った年間保険料に対して生命保険料控除を利用できます。これから変額保険に加入される場合は「新制度」の保険料控除が適用されます。
「運用をしながら、生命保険料控除で税金が軽減したい」という方にもおすすめです。

まとめ

変額保険(有期型)は、運用実績によって死亡保険金、満期保険金、解約返戻金が変動する保険です。
商品の仕組みや運用によって生じるリスクなどもしっかりと理解をして加入する必要があります。
インフレに備えながら万一の整理資金を確保しておくことができますので、長期的に安定的な運用で、「しばらく使う予定がない」資金を充てるのが良いでしょう。
資産運用は株式、外国債券、日本債券、外貨、不動産、などさまざまな選択肢があり、リスク、リターンの高さもさまざまです。そしてメリット、デメリットもそれぞれ、さまざまです。
変額保険(有期型)もそんな選択肢の中で万が一の死亡保障を準備しながら投資信託での運用ができるという点ではミドルリスクミドルリターンの金融商品と言えるかもしれません。
選択肢のひとつとして考えてみてもいいのではないでしょうか。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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WRITER'S PROFILE
よーすけ 株式会社WDC 社長室長
証券会社に勤務後、生保、M&A仲介会社などを経て2021年6月に株式会社WDCに参画。 小中高と柔道、アメフトは学生(メキシコ戦代表選抜経験あり)、社会人Xリーグとプレー。 会社まではママチャリ通勤。そんなには食べないのになかなか痩せないことがなやみ。

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