保険の基礎知識

2021.10.02

ペット保険とは?特徴とメリットデメリットを解説

ペット保険は、飼っているペットが病気やけがをして病院で治療を受けた際に、一定の費用を補償する保険です。ペットには、健康保険のような公的な保険はありません。そのため、ペットの治療費は全額自己負担となってしまいます。
ペット保険は、ペットショップや動物病院、インターネットなどで簡単に申込みができます。
この記事ではペット保険の特徴と、ペット保険に加入するメリットとデメリットについて解説します。これからペットを飼う予定の人や、ペット保険加入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
 

■ペット保険とは?

 
ペットには公的な保険がないので、病院での治療は自由診療です。当然、治療費は全額自己負担となりますが、ペット保険に加入をしておけば、病院でけがや治療を受けた際に補償を受けることができます。
ここではペット保険の一般的な特徴について解説します。

 

補償内容

 
ペット保険の基本的な補償内容は、手術通院入院の3種類です。保険会社によっては賠償責任も補償の対象になります。
 

手術 

ペットの手術費用への補償です。麻酔の費用も補償の対象になります。

 

通院

動物病院に通院した際の、診療費や薬代などが補償されます。
 

入院

ペットの入院費用が補償されます。
 

賠償責任

ペットが噛みついてけがを負わせてしまった時や、物を壊してしまった時に相手方へ補償されます。
 

病院で直接保険が適用できるケースも

 
補償の対象となるペットの医療費が発生したら、保険金を受け取れます。保険金の請求方法は、請求書類を保険会社に郵送して請求する方法と、健康保険のように病院の窓口で保険を適用できる方法があります。
健康保険のように窓口で加入している保険が適用されれば、自己負担分だけの支払いで済むため、高額な医療費を立替払いしなくて済みます。
ただし、保険会社が提携している動物病院で治療を受ける場合に限られます。提携している病院は保険会社によって異なりますので、前もって確認しておきましょう。

ペット保険は必要?

 
近年、医療技術や飼育環境の発達によりペットの長寿化が進んでいます。長生きができるのは素晴らしい一方でペットも人間と同じように、加齢によってけがや病気になる確率も高まっていきます。
 
最近ではペット保険のニーズも高まり、ペットを飼い始めると同時にペット保険に加入する方も増えてきています。
 
ここではペット保険に加入するメリットとデメリットについて解説します。
 

ペット保険に加入するメリット

 
ペット保険のメリットは以下の3つです。
 
・医療費や高額治療費の自己負担額を抑えられる
・高度な治療を受けやすくなる
・損害賠償に対応できる
 
それぞれのメリットについて解説します。
 

医療費や高額治療費の自己負担額を抑えられる

ペットには公的な保険がなく、病院での治療は自由診療となるため、医療費は高額になります。ペット保険に入る最大のメリットは、医療費を抑えられることです。
ペット保険に加入する事で経済的な負担が軽減され、ペットに適切な治療を受けさせる事ができるようになります。
ペットにとって、本来なら通院が必要な場合、「治療費がもったいないから行かない」という選択をしないですみます。
 

高度な治療を受けやすくなる 

仮に飼っているペットが長期の入院や大きな手術が必要で高額な医療費が必要になってしまう場合、入院や手術をあきらめてしまう事があるかもしれません。 
しかし、ペット保険に加入していれば高額な医療費をある程度抑える事ができるため、高度な治療を受けやすくなります。
 

損害賠償に対応できる

ペット保険の種類によっては、損害賠償に対応できる保険もあります。たとえば、ペットの犬が他人に噛みついてしまったり、他人の物を破損してしまった場合に補償を受ける事ができます。
 

ペット保険に加入するデメリット

 
ペット保険のデメリットは以下の3つです。
 
・保険料がかかる
・毎年保険料が上がる
・補償されない治療や病気がある
 
それぞれのデメリットについて解説します。
 

保険料がかかる 

毎月千円から数千円の保険料がかかります。大切なペットの「もしも」の時の備えと考えれば安いかもしれませんが、病気やけがには無縁だと保険料が負担に感じるかもしれません。
 

毎年保険料が上がる 

ペット保険も医療保険と同じように、年齢によって保険料が区分されているのがほとんどです。ペットの年齢が上がるにつれて保険料も上がっていきます。
また、保険会社により加入できる年齢や更新できる年齢が異なりますので、あらかじめ確認しておきましょう。
 

補償されない手術や病気がある 

保険会社によっても多少の違いはありますが、去勢手術、避妊手術、妊娠や出産による手術や入院、健康診断、予防接種の5つは補償の対象外となっている事がほとんどです。
 

まとめ

 
この記事ではペット保険の特徴と、ペット保険に加入するメリットとデメリットについて解説しました。医療保険と同様に保険料がかかる、対象外のものがある、などのデメリットもありますが、「もしも」の時に高額な医療費を抑えられるのがペット保険の最大のメリットです。
これからペットを飼おうとしている方や、既にペットを飼っていてペット保険の加入を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてペット保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか?

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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リアほMAGAZINE編集局

保険選びのリアルな情報やノウハウをシンプルに分かりやすく解説するリアほ編集局です。

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