生命保険の選び方

2022.03.28

小学生は保険に加入すべきなの?メリットデメリットやおすすめの保険は?

子供が小学生になったら保険に入れた方が良いのかと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

子供は収入や健康の点で大人とは違うため、どのような保障が必要なのか、何に注意して保険を選べば良いのかがわからず、困っている人もいるでしょう。

この記事では、小学生の子供を持つ人のために、

  • 小学生が保険に入る目的
  • 加入するメリット・デメリット
  • 小学生におすすめの保険

を解説します。

お子さまの保険加入を検討している人はぜひ参考にしてください。

小学生が保険に入る目的と、加入するメリット・デメリット

小学生と大人では保険に加入する目的は違います。小学生が保険に入る目的として多いものと、保険加入のメリット・デメリットを解説します。

小学生が保険に加入する目的

小学生が保険に入る目的には、大きく分けて将来に向けた貯蓄と、もしものときに備える保障の2つがあります。

大人と違って働いていない小学生には保険は不要という意見もありますが、小学生ならではのリスクもあります。たとえば、保護者にもしものことがあって教育費が用意できなかったり、活発な年頃ゆえにケガが多くなったりすることがあるのです。このようなリスクに備えるために、頼りになるのが保険です。

小学生が保険に加入するメリット

小学生が保険に加入するメリットは以下の通りです。

  • 健康だと条件の良い保険に入りやすい
  • 年齢が低い方が保険料の負担が少ない

医療保険などでは、病気やケガの経験があると保険に入りにくくなったり、保険料が高くなったりすることがあります。しかし、小学生のうちなら健康面で問題があることは少ないので、入れる保険の種類が多く、条件の良いものを選べるでしょう。

また、特に終身タイプでは、加入時の年齢に応じた保険料が保険を解約するまで続きます。年齢が低いうちに保険に入った方が、長い目で見たときに支払う保険料の総額が少なく済むこともあります。

小学生が保険に加入するデメリット

小学生が保険に入るメリットを紹介しましたが、反対にデメリットは

  • 病気による入院、死亡のリスクが低いため、払った保険料が無駄になる可能性がある

です。小学生は大人に比べて病気で入院する確率は低いため、医療保険に入っていても給付金が受け取れない場合もあります。また、さまざまな理由で死亡する確率も同じように低いため、生命保険などの死亡保険金を受ける可能性も高くはないでしょう。

特に、解約返戻金や満期保険金などが設定されている貯蓄型ではなく、掛け捨て型の保険を選んだ場合は、給付金を受け取る機会が少ないと払った保険料が無駄になったように感じる人もいるかもしれません。

小学生におすすめの保険

小学生におすすめの保険を5種類紹介します。まず、貯蓄のための保険として知られているのは学資保険です。また、保障のための保険には生命保険や医療保険、傷害保険のように、小学生の子供にもしものことがあったときに備えられる保険と、個人賠償責任保険のように、小学生が他の人やモノに傷をつけてしまったときに備える保険があります。

学資保険

教育費を貯める方法として知られている学資保険では、契約時に決めた満期まで保険料を払い込むと、満期の際にまとまった金額が受け取れます。大学進学や高校進学に備えて加入する人が多く、商品によっては中学校入学・高校入学などの節目のタイミングでお祝い金が受け取れるものもあります。

保険としての特徴は、契約者である父親や母親などに万が一のことがあった場合、それ以降の保険料の支払いを免除されることです。そのため、もしものことがあっても祝い金や満期保険金で教育費を確保できるのです。

医療保険

医療保険は病気やケガの際にかかる通院費や治療費を保障する保険です。しかし、小学生は自治体による医療費助成の対象となることが一般的であるため、もし病気やケガをしてもそれほど医療費がかからないことが多いでしょう。

あえて小学生が民間の医療保険に加入する目的としては、医療費助成制度の対象にならない費用を補うことがあります。たとえば、健康保険の対象外である入院時の差額ベッド代、食事や日用品などは医療費助成制度の対象でもないため、全額を自己負担する必要があります。また、子供の入院の付き添いのために親が仕事を休んだ場合、収入が減ってしまうことがありますが、医療保険の給付金があれば収入減少もある程度カバーできるでしょう。

生命保険

死亡保障がメインである生命保険は、死亡リスクが低く、また、経済的に支援している家族もいない小学生には不要だという考え方もあります。

一方で、できるだけ早く加入した方が保険料の面で有利であるため、小学生から生命保険に入るケースもあります。その場合、まずは子供を被保険者・両親を契約者として保険に入り、子供が独立したら契約者を子供に変更する家庭が多いです。

傷害保険

傷害保険は突発的な事故やケガに対する通院費や治療費を保障する保険です。小学生になると遊びの活動範囲が広がるため、ケガをするリスクを心配して傷害保険に加入する家庭もあります。

医療保険と異なり、傷害保険はあくまでもケガの保障をする保険で、病気には対応していませんので注意が必要です。

個人賠償責任保険

個人賠償保険は人やモノに損害を与えた場合に発生する賠償責任に備える保険です。体を活発に動かすことが多い小学生は、遊びのなかで相手の友達にケガをさせてしまったり、誤って他人のモノを壊してしまうことがないとは言えません。

他人にケガをさせたり、モノを壊してしまったとき、場合によっては多額の損害賠償が発生することがあります。過去には、小学生を加害者とする自転車事故で高額な損害賠償が発生した事例がありました。(出典:国土交通省自転車事故の損害賠償に係る現状について

まとめ

この記事では、小学生にとっての保険の必要性について、メリットやデメリットから解説しました。小学生は病気や死亡のリスクは低いですが、生命保険や医療保険は年齢が低いほど保険料が安い傾向があるため、長い目で見て小学生のうちから加入させる人もいます。また、活発ゆえにケガをしたり、人やモノを傷つけてしまうおそれがあることには注意が必要でしょう。

教育費が貯められる学資保険以外にも、傷害保険や個人賠償責任保険のように小学生におすすめの保険を紹介しましたので、保険選びの参考になれば幸いです。

また、子供の成長に合わせて必要な保障は変わります。小学生の今、保険に入っているかどうかにかかわらず、今後も定期的に見直しをしたいですね。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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リアほMAGAZINE編集局

保険選びのリアルな情報やノウハウをシンプルに分かりやすく解説するリアほ編集局です。

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