子どものケガってどんな事故が多いの?年齢別にみる事例と対策

子どものケガにはさまざまなものがあります。
そこで、今回は東京消防庁が発表した平成30年の「救急搬送データからみる日常生活事故の実態」(以下、データという)に基づき、子どもの日常生活における事故について、0~5歳の乳幼児、6~12歳の小学生、13~18歳の中学生から高校生の年代別に見ていきます。
そして、特に親の手がかかる乳幼児を中心に年齢別の事故の事例を紹介しながら、ケガを防ぐためにはどのような対策ができるか確認していきます。

■どんな事故が多い?年齢別にみる入院を要する事故原因

データによると、事故種別ごとの搬送人員の多いものから、ころぶ、落ちる、ぶつかる、ものがつまる、切る・刺さる、はさむ・はさまれる、やけど、かまれる・刺される、おぼれるの順でした。
では年齢層別にみた場合、それぞれの年齢層でどのような事故が多いのでしょうか。
以下年齢区分別に確認します。

出典:東京消防庁|救急搬送データからみる日常生活事故の実態(平成30年)

0~5歳(乳幼児)の場合

データによると、乳幼児の事故でもっとも多いのはころぶ事故で、2,492人が救急搬送されています。
また、初診時で中等症(生命の危険はないが入院を要するもの)以上の割合が最も高いのはおぼれる事故で7割以上と突出して高い結果でした。また、やけどでも約2割が中等症以上と診断されています。

6~12歳(小学生)の場合

小学生は、ころぶ事故の次にぶつかる事故が多く発生しています。そして、おぼれる事故ではすべての事例が、落ちる事故では3割以上が中等症以上となっています。

13~18歳(中学生・高校生)の場合

中学生・高校生では、ころぶ事故が最も多くなっています。
おぼれる事故ではすべての事例が、ころぶ事故はさむ・はさまれる事故ものがつまる事故では2割以上が中等症となっています。

■ 年齢別の事故事例とその対策

0歳の事故事例

・ベビーベッドからの転落

ベビーベッドでおむつを替えていたときに、一瞬、目を離した隙にベッドから転落し、軽症(軽易で入院を要しないもの)を負った。
【対策】
ベビーベッドに置いた子どもから目を離す場合には、ベビーベッドの柵をあげて子どもが落ちないように工夫をしましょう。また、高さがあるところに子どもを置けば、どうしてもおちる危険性があります。そのため、高いところで子ども1人だけにならないように注意をしましょう。

・浴室でおぼれる

入浴中、親が一時的に子どもだけを浴室に残し、再度浴室に戻ったところ浴槽内で水没し、中等症を負った。
【対策】
おぼれの事故は発見が遅くなれば、重症化しやすくとても危険です。また、幼児は自分で起き上がることが困難なため、水深が浅くても溺れる可能性が高いといえます。そのため、ほんのわずかな時間でも幼児だけを浴室に残すことはしないこと、また入浴中は目を離さないよう十分に気をつけることが必要です。

1歳の事故事例

・階段から転落

自宅の2階から足を滑らせ転落し、中等症のケガを負った。
【対策】
1歳児は0歳児に比べ活動範囲が広くなるため、普段から目を離さないように注意が必要です。階段の上下に侵入防止用の柵をつけて、ひとりで階段を昇り降りしないようにする環境にする事が大切です。

・歯ブラシが刺さった

歯みがきをしながら親に飛びつき、口腔内に歯ブラシが刺さり中等症のケガを負った。
【対策】
歯みがき中に人や物と接触することでケガをすることも多いため、子どもが歯磨きをしているときは保護者が付き添い、不安定な場所で歯みがきをせずに安定した場所に座った状態で歯磨きをすることや、歯磨き中に人やペットなどがぶつかってこないように周囲に注意を払うなどの対応をするとより安全です。

2歳の事故事例

・誤飲

自宅でおもちゃの電球及びボタン電池を誤飲してしまった事例。
【対策】
子どもは物を口の中に入れる可能性があるので、子どもが飲み込めそうなものは、子どもの手の届かない場所に普段から置くようにしましょう。

・ドアの開閉時の事故

ドアの開閉時に、指を挟まれケガをした事例。
【対策】
子どもの手や足は大人に比べて小さく、狭い隙間でも入ることができます。そのため、ドアの開閉時には子どもが近くにいないか確認するようにしましょう。
また、指挟みを防止するグッズを活用するなど、子どもがケガをしないような工夫をすることも1つの方法です。

3~5歳の事故事例

・転倒

ソファ上で足を滑らせ、転倒した際に家具でケガをした事例。
【対策】
3歳以上になると、運動能力も上がり行動範囲が広がります。そのため、危険な行動をすることも出てきます。子どもだけでは危険か安全かの判断ができませんので、保護者の方が普段から、危険な行動はケガをするということを繰り返し教えてあげることが必要です。また、家具に尖った箇所がある場合は防護グッズなどを使って万が一ぶつかってしまった場合には少しでも身体的ダメージが軽減されるような工夫をしましょう。

・熱湯でのやけど

熱湯の入ったカップラーメンを誤って体にこぼしてしまいやけどをした事例。
【対策】
やけどの恐れがあるものは子どもに触らせないようにすること、そして手の届かない場所に置くなどして、保護者が管理するようにしましょう。

出典:東京消防庁|救急搬送データからみる日常生活事故の実態(平成30年)

■ まとめ

日常の中にはさまざまな危険があります。乳幼児の場合は子どもだけでは危険を回避することが難しいです。そのため、保護者の方が子どもの安全を守れるよう工夫をしながら過ごすことが大切です。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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