病気早期発見の切り札?遺伝子検査って? 【住宅FP関根が答える!Vol.15】

みなさん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの関根です。

今回のコラムでは、病気の早期発見についてお話しさせて頂きます。以前こちらの記事でがん検査の発達により早期発見が非常に増えているというお話をさせて頂きました。がん検査は目視や触診など感覚的だった診察から、わずかな病変なども発見できる検査が出てきたということでした。これは既に病変がおきているときの検査になります。

しかし遺伝子検査は違います。これからは遺伝子検査により病変が起きる前に自分がかかりやすい病気を発見することができる時代になってきました。この遺伝子検査について解説させて頂きます。

遺伝子検査ってなに?

遺伝子検査とは

ひとそれぞれ異なるDNAの情報を読み取り、がんなどの病気のリスクや体質などの遺伝的傾向を知るための検査です。

検査の結果を知ることにより、生活習慣や環境の改善などに取り組むきっかけとなり、かかりやすい傾向にある病気を防ぐように行動を意識することができます。また、遺伝子の情報は変化しないと考えられているため、一度検査を受ければ、再検査の必要はないと言われています。

さらに、遺伝子検査はDNAの解析技術が急速に発展したことから、一昔前に比べ分析にかかる費用も下がり、短時間で行えるようになりました。また、血液ではなく唾液でも簡単に遺伝子を調べられるため、新しい病気の予防法として身近な検査となっています。

遺伝子検査で具体的に何が分かるの?

遺伝子検査でわかることは大きく分けて3つあり、それが「体質」「能力」「健康リスク」です。

まずは「体質」についてお話いたします。
検査の中には「栄養素の代謝」「睡眠の傾向」「体重の重さ」「身長の高さ」といった体質に関する項目を調べられます。遺伝的な体質を解析することで、生活習慣を改善したり、ダイエットの対策を立てるときに役立てることができます。現在はダイエット用遺伝子検査キットなども販売されており、ダイエットに悩まれている方などはこういった遺伝子から自分の体質、効果的なダイエット方法を教えていただくのも良いかもしれません。

次に「能力」についてです。音感、記憶力、匂いの感じやすさ、足の速さなどがわかります。こういったところから、子どものうちから何が得意であるかが分かっていれば英才教育をしてその子の力をより伸ばしてあげることもできますし、運動や芸術、学習に関する能力の傾向が分かると、部活や趣味を選びやすくなります。大人になってからでも、新しい趣味を見つけるいいきっかけになるかもしれませんね。

最後に「健康リスク」についてお話いたします。日本人の三大死因とも言われる「がん」「心疾患」「脳血管疾患」をはじめ、「高血圧」「2型糖尿病」「慢性腎臓病」などの生活習慣病やその他の病気にかかるリスクを調べることができます。
病気が発生するには生活習慣やストレスなどの環境要因と遺伝要因の2つが関係していますが、日経メディカルによると2型糖尿病や、アルツハイマー病、乳がんなどは60%以上で遺伝子要因に影響されるとされています。
また検査によっては、男性特有の項目、女性特有の項目があります。男性の場合は「男性型脱毛症」「精子減少症」など、女性の場合は「子宮内膜症」「子宮筋腫」などのリスクも調べることができます。また、妊娠や出産にかかわる項目も多く結婚前にパートナーと一緒に遺伝子検査を受けるのもライフプラン設計の一つの参考になるのではないでしょうか。

遺伝子検査による病気の予防

有名な事例でいうと女優のアンジェリーナ・ジョリーさんだと思います。

アンジェリーナ・ジョリーさんは遺伝子検査を行い、乳がんリスクが高いことから予防的乳房切除を行いました。しかし、遺伝子検査というのはあくまでも病気の発症の可能性が高いということであり、もしかすると今後がんを発症しないはずだった健康な乳房を失う結果になる恐れもあるため、この処置には賛否両論あります。また、「乳房の切除」と聞くと、女性らしさを失うのではないかと心配する女性は多いですが、実際には小さな傷が残るだけで、手術前と変わらない見た目を維持することが可能です。アンジェリーナ・ジョリーさんの場合は、乳頭と乳輪の下の組織を取り出し、病巣がないか検査を実施しました。病巣がなかったため、仮の詰め物をして形成外科で乳房再建手術を行い治療が完了となりました。胸の下の目立たない部分に傷が残りましたが、今も変わらず美しいスタイルを維持されていますね。

また、予防手術をしなくても遺伝子検査から生活習慣を見直すことは非常に有効的です。例えば骨粗鬆症になりやすい場合、遺伝子検査を行っておらず、日々の骨粗鬆症検査から骨粗鬆症を発見した場合、骨粗鬆症になった後から牛乳やヨーグルトなどでカルシウムを摂取するよう指導されます。それが骨粗鬆症になる前からリスクが分かっていれば、若いうちからカルシウムの摂取をすることで病気の予防になりますね。

さらに何といっても、かかりやすい病気が分かっていれば保険の加入もしやすいです。遺伝子検査でがんになりやすいと分かっていればがん保険の加入も良いですし、さらに女性特有の病気にかかりやすいと分かっていれば、女性疾病に強い保険に加入するのも良いと思います。もちろん絶対ではありませんが、かかりやすい病気が分かっていれば予防もでき、効率よく保険に加入することもできます。これからは遺伝子検査を行って、全くわからない未来から少し見える未来へとシフトチェンジしてみませんか。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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WRITER'S PROFILE
㈱投資用マンションSOS 代表取締役 関根克直
独立系FPとして18年。ライフプラン作成、保険見直し、住宅ローン提案、投資用不動産計算など、年間300件ほどの面談をおこない幅広いサービスを展開しています。 元ウィンドサーフィンインストラクター、またチャンネル登録10万人YouTuberとしても活躍中。
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