生命保険の選び方

2021.12.31

20代既婚 子どもがいる女性が考えておきたい保険の必要性

子どもがいる20代既婚女性の方にとって保険は必要でしょうか。
保険に入る必要があるかどうかは、人それぞれで異なりますが、必要性を判断するための考え方は共通している部分もあります。
本記事では、子どものいる20代既婚女性に向けて、保険加入を検討する際に考えておきたいポイントとおすすめの保険を紹介します。
保険加入を迷っている方はぜひ参考にしてください。
 

保険に加入する目的は?

生命保険文化センターの調査によると、保険に加入する目的のトップは「医療費や入院費のため」でした。次に「万一のときの家族の生活保障のため」「万一のときの葬儀代のため」と続いています。
他にも「子どもの教育・結婚資金のため」という目的で加入する方もいます。
これらを踏まえて20代既婚女性で子どもがいる方が、保険に入るかどうか検討する際のポイントを解説します。
 
参考:生命保険文化センター|「生命保険に関する全国実態調査」2021年度

医療費・入院費のため

20代の方は他の年代と比較すると、仕事を始めてからの年月が短いため貯蓄が少ない方が多いかもしれません。
十分な貯蓄がない場合、共働き、片働きに関わらず、医療費の支出が家計を圧迫してしまわないように保険で備えておく必要性が高いといえます。
 

亡くなったときに必要な資金のため

亡くなったときの備えとして、葬儀代の他にも、家族の生活費や子どもの教育費を考える必要があります。必要な資金は、ご自身が専業主婦であるか、働いているかによってどの程度の保障が必要か異なってきます。
 

夫婦の働き方でみる保険の必要性

共働き夫婦の場合

共働きで、ご自身も働いている場合、ご自身が亡くなった場合や入院した場合、働けなくなった場合、世帯の収入が大きく減ってしまいます。これまで思い描いていたライフプランや子どもの教育プランは、2人分の収入をベースに考えている場合が多いのではないでしょうか。
万が一をイメージしたとき、生活していく分は夫の収入でカバーできるかもしれません。しかし、働きながらひとりで子どもを育てるとなると、子どもを預けたり外食が増えたりで負担が大きくなることも考えられます。ご自身の収入減だけでなく、増えるかもしれない支出の面も考えて、保険の必要性を判断しましょう。
 

ご自身が専業主婦の場合

専業主婦の場合、ご自身が亡くなった場合や入院した場合に世帯収入に影響はありません。しかし、考えておきたいのは、ご自身が行っていた家事や育児を夫が行う場合の影響です。
もしものときに、支援してくれる親や兄弟などが近くにいるかどうかによっても、夫や子どもにかかる負担は変わるでしょう。夫が働きながら家事や育児を行う場合、働く時間が短くなったり、子どもを遅くまで預ける費用や宅配サービスの利用費などの支出が増えたりすることが予想されます。増える生活費に加えて、さらに病気やケガで大きな医療費がかかると、増えた支出が家計を圧迫する可能性が高くなることも考えられます。
そのため、専業主婦の場合、自身が万が一のときに増える支出が家族の生活に与える影響をイメージして保険の必要性を判断しましょう。
 

夫が専業主夫の場合

ご自身が働いていて、夫が専業主夫の場合、家計を支えていたご自身が亡くなったり、働けなくなったりすると、今までの収入が途絶えてしまいます。ご家族は今と同じ暮らしを続けていくのが難しくなってしまうでしょう。医療費の支出が増えた場合はさらに家計が圧迫されます。
夫の働く予定があるかによっても考え方は変わります。ご自身の収入がなくなった場合、医療費の支出が増えた場合の家計に与える影響をイメージして保険の必要性を考えてみましょう。
 

20代既婚 子どもがいる女性におすすめの保険

保険に加入する目的、働き方別の保険の必要性を踏まえて、保険が必要だと感じる方に向けておすすめの保険を紹介します。
保険は、一般的に加入時の年齢が若いほど保険料が割安です。保険料がずっと上がらない保険を選べば、若い時に入ると、ずっと低い保険料で続けられることもメリットです。

医療保険

医療費や入院費に備えるための保険です。
貯蓄が少ない夫婦や病気やケガに対して手厚い保障を求める方におすすめです。
急な病気やケガで入院、手術を受けた際に、貯蓄がないと十分な医療を受けられなかったり、親族に治療費の負担をお願いしなければならないかもしれませんよね。医療費の支出が家計を圧迫してしまうと、描いていたライフプランに影響が出ることも考えられます。急な病気やケガによって、これからやりたいことをあきらめなくてもすむように、医療保険で備えておくと安心でしょう。

収入保障保険

死亡保険の一種で、亡くなったときや高度障害状態になったときに、毎月お給料のように年金が支払われる保険です。
共働き夫婦やご自身が家計を支える収入を得ている方におすすめです。また、専業主婦の方も、万が一、ご自身が行っていた家事や育児を夫が行う場合に増える支出をカバーする目的でおすすめです。
 
収入保障保険は保険期間が経過するとともに、受け取れる年金総額が減っていきます。時間の経過とともに、死亡保険で備えたい家族の生活費や子どもの教育費の総額は減っていくのが一般的です。受け取れる年金総額が必要な保障額にあわせて減っていくため、一般的な定期保険より割安な保険料で大きな保障を必要なときに確保できます。
 
また、保険金が毎月のお給料のように振り込まれるため、家計に組み込みやすく、万が一の場合に一括で受け取って一度に使い過ぎてしまうのを防げます。さらに、必要に応じて一括で受け取る選択もできるので、進学費用などの急な出費にも対応できます。ただし、一括で受け取ると年金で受け取る場合と比べて受取総額は少なくなります。
 

就業不能保険

就業不能保険は働けなくなったときの収入減に備えるための保険です。
自営業やフリーランスの方など、働けなくなった場合の影響が大きく出る方に特におすすめです。
会社員や公務員の方は、傷病手当金が働けない間、お給料の約2/3が最長1年6ヵ月の間支給されますが、自営業やフリーランスの方の国民健康保険に傷病手当金はありません。
また、自営業やフリーランスの方は、働けない間の売上が0になるケースが考えられるため、病気やケガで働くことができないと収入が大きく減る危険性があります。万が一の場合、月額でいくらくらいの保障があれば、仕事や生活へ支障がないかをイメージながら検討してみましょう。 

 

まとめ

子どもがいる20代既婚女性にとっての保険の必要性は、夫婦の働き方や貯蓄状況によって人それぞれ考え方が異なります。
どの家庭にもおすすめの保険は、医療保険と収入保障保険です。加えて、自営業やフリーランスの方は、サラリーマンの方と比較して公的保障が手薄なため、就業不能保険も働けなくなった場合の備えとしておすすめです。
保険の必要性やどんな保険が必要かを考える参考になれば幸いです。
 

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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リアほMAGAZINE編集局

保険選びのリアルな情報やノウハウをシンプルに分かりやすく解説するリアほ編集局です。

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