生命保険の選び方
2021.09.03
チワワにおススメの保険って?
今回はペット保険についてのお話です。
ペットとして人気の高いチワワ。犬種によって性格やかかりやすい病気が違いますが、チワワは関節や目の病気が多い犬種だと言われています。人間と同じようにペットも病気やケガをします。将来的にペットの治療費の負担が心配な方はペット保険への加入をおすすめします。
チワワに合ったペット保険を選ぶには、チワワの性格や、かかりやすい病気について知っておくことが大切です。
人気犬種ランキング2位!世界最小の純血種!室内で飼いやすい!など、この記事ではチワワ の魅力・性格・飼い方、ペット保険の選び方を詳しくまとめました。
ご家庭でチワワを飼っていらっしゃる方は、この記事をぜひ参考にしてみてください。
■魅力・性格・飼い方について
魅力
うるんだ大きな目が印象的な、小さくて軽くお年寄りや子供でも扱いやすい犬種です。
人形にのようなかわいらしさに一目ぼれしてしまう人は、今も後を絶ちません。
チワワの魅力は見た目のかわいらしさだけではなく、性格も人気の要素なのです!!!
ワンちゃんの洋服売り場に行くと、なぜかチワワの商品がダントツで多いんですよね。
それだけチワワの人気が高いという事です。
ワンちゃん界のアイドルと言っても過言ではないくらい、チワワに心を奪われる人が多いのもうなずけますね。
性格
甘えん坊
いつまでも子犬のような愛らしさを振りまき、誰からもかわいがられるチワワはとにかく甘え上手。一緒に暮らす家族全員をメロメロにしてしまう魅力を発揮します。
その一方で、猫のように気まぐれで、甘える人を選ぶ一面も。そんなツンデレなところもチワワの魅力です。
好奇心が旺盛
チワワは明るくて陽気で、人懐っこい性格です。元気いっぱいでハツラツとしており、好奇心が旺盛です。飼い主と一緒に遊ぶのが大好きで、体のサイズの割に活発、室内を走り回るヤンチャな姿が見られることもあります。
勇敢で献身的
チワワの驚くべき一面として、自分より何倍も大きい犬に対しても、臆せず近づいていく勇敢さがあります。また、心を許した飼い主に対してはとても忠実で、献身的な姿をみせることもあります。
基本的にはとても賢い犬なので、正しくしつけができれば、聞き分けが良く飼いやすい犬に育ってくれます。
警戒心が強い
からだが小さいチワワは、外からの刺激に敏感です。臆病で警戒心が強い一面があり、来客に対してキャンキャン吠えてしまうようなこともあります。
チワワは『性格が悪い』『キツイ性格をしている』といった意見も耳にしますが、それは勇敢さと警戒心の高さによる勘違いです。子犬の頃から外部の刺激に慣れさせてあげてください。そうすることで、見慣れない人に吠えたり警戒する素振りはある程度克服できます。
オスとメスの性格の違い
性別によって性格が極端に異なることはありませんが、『オスは好奇心が強くヤンチャ』『メスは賢く落ち着いている』といった傾向があるようです。性格を決めるのは、性別よりも飼育環境やしつけ方など、後天的なものによる影響が大きいと思います。
飼い方
上手なしつけ方
チワワは物覚えが良く、しつけがしやすい犬です。
しつけで必要なのは、噛み癖・吠え癖・お散歩中の待て・ハウスなどです。
また、社会化訓練として、ほかの人や犬に慣れさせてあげることも必要です。
間違ったことをしたら、『ダメ』と短く叱り、やってはいけないことを犬に理解させてあげてください。逆に正しい行動ができたときは、ご褒美をあげて思いっきり褒めてあげてください。
かわいさのあまり、チワワを甘やかしすぎてしまうのはよくある事。しかしその結果、飼い主のいうことを聞かない凶暴な性格になってしまうことがあります。そうならないためにも、飼い主として、きちんとしつけをしてあげることが大切です。
散歩の頻度や回数
超小型犬のチワワは散歩が必要ない犬と言われることもあります。チワワに必要な運動量は1日に1km~2kmほどだそうです。確かに室内で動き回るだけでカバーできてしまう距離かもしれませんが、室内に閉じ込められて育ったチワワは視野が狭く外の刺激に過敏に反応する臆病な犬になってしまいます。
外に出ることはただ運動量をカバーするという意味だけでなく、ほかの人や犬と触れ合うことで社会化や、ストレス解消という大切な意味をもつのです。
1日15分程度でもかまいませんので外に連れて行ってあげてください。
食事のポイント
チワワの小さな体は食べ物の影響を大きく受けます。無添加、グレインフリーなどアレルギーの原因となるものが入っていない物を選んでください。
また、チワワの骨格や関節を保護し、胃腸の働きを助けるような成分が入っている物もおススメです。
お手入れ方法
チワワは犬の中でも比較的体臭が少ない方ですが、それでも定期的なシャンプーで皮脂汚れを落とす必要があります。
頻度は2週間~月に1回程度。洗いすぎは逆に、皮膚を傷めることになりますので要注意です。犬用のシャンプーを使って、たっぷりの泡で洗ってあげてくださいね。皮膚や毛にシャンプーが残ってしまうと、皮膚病の原因になりますので、念入りにすすいでくださいね。
■チワワに適したペット保険の選び方
かかりやすい病気やケガは?
・骨折
・僧帽弁閉鎖不全症
・膝蓋骨脱臼 (パテラ)
・角膜炎
・チェリーアイ
・水頭症
・てんかん
チワワで重視したい補償内容
関節や目の病気が多いチワワの場合、ペット保険では次の点を注意して選んでみてください。
関節のケガ、病気に注意
骨や関節の病気やケガの治療には手術が必要になる場合があり、1回の手術で15万円から35万円程度の治療費がかかります。チワワのペット保険選びの際には、補償限度額はなるべく多めで高額治療に備えられるものが安心かもしれません。
目の病気
目の大きいチワワは、目が乾きやすくて、キズがついたりゴミが入りやすいので、角膜炎など目の病気になりやすいと言われています。治療には通院による5,000円程度の治療費が複数回かかることになります。
これらの点に注意して重視したい補償内容は…
関節や骨の病気、ケガに備える手術を含めた高額補償や目の病気の通院による少額な治療費の補償です。
チワワの保険選びのポイント
ポイント1
チワワのかかりやすい病気やケガが補償対象外に定められていないこと。
保険会社は、約款で補償対象外の病気やケガを定めています。
加入前には、必ずそれらを確認し、補償対象外の項目の中にチワワがかかりやすい病気やケガが入っていないかどうか確認するようにしましょう。
ポイント2
通院・入院・手術をカバーしていること。
チワワの病気やケガの中には、長期の通院が必要となるもの、手術や入院が必要となるものがあります。
ペット保険の中には、通院のみ補償、手術のみ補償というように、補償の内容を限定することで保険料を抑えたプランもありますが、チワワには通院・入院・手術を幅広く補償してくれるプランがおススメです。
ポイント3
高齢時の保険料も確認すること。
近年、動物医療の発展と飼育環境の充実に伴い、ペットの平均寿命は伸びています。
チワワの平均寿命は13.8歳。なかには22歳など、平均よりも長生きなチワワもいるそうです。犬の20歳は人間の100歳に相当するとも言われているので、かなりのご長寿と言えると思います。
ペット保険は、基本的に、年齢が上がるとともに保険料も増加します。継続加入を予定している方は、補償内容を確認したうえで、高齢時の保険料も確認しておきましょう。
■チワワにおすすめの保険まとめ
高額な治療費の補償を重視したい場合
・手術1回当たりの上限金額が大きいペット保険
・年間の補償限度額が大きいペット保険
・可能なら補償割合が70%~100%補償のペット保険
少額な補償もしてほしい場合
・フルカバープランの『免責金額がないもの』
高額補償したいけど費用を抑えたい場合
・フルカバープランの『免責金額があるもの』
・手術重視プラン (手術特化)
■まとめ
かわいらしく、人気のあるチワワですが、かかりやすい病気やケガもあり、治療費が高額になってしまう場合があります。
私も、チワワを飼っていますが…なんと!体重が7.6kgです!
我が家のチワワ?キツネ?は規格外です!
今回紹介したペット保険選びのポイントが、チワワを飼われている皆さまの参考になれば幸いです。
WRITER’S PROFILE
リアほMAGAZINE編集局
保険選びのリアルな情報やノウハウをシンプルに分かりやすく解説するリアほ編集局です。