割安さが魅力のこくみん共済coopとは?おさえておきたい保険との違い

こくみん共済coopとは全労済(全国労働者共済生活協同組合連合会)が運営している共済で、一般的な生命保険と比べて割安でシンプルな保障が魅力です。
この記事では、こくみん共済coopの加入を検討している方に向けて、こくみん共済coopの仕組みや一般的な生命保険との違いについて詳しく解説します。
共済と保険のそれぞれの特徴を理解しておくとご自身やご家族に合った保険選びに役立ちます。「共済ってお得なの?」「保険とどっちがいいの?」などの疑問をお持ちの方はぜひ参考にしてください。

 

こくみん共済coopの仕組み

 
こくみん共済coopは、正式名称が全国労働者共済生活協同組合連合会(略称:全労災)で、消費生活協同組合法(生協法)にもとづき、厚生労働省の認可を受けて設立された協同組合です。
主に、病気やケガ、火災や自然災害、交通事故など生活におけるさまざまなリスクを保障してくれる共済事業を行っています。 

こくみん共済coopのはじまり

 
全労災は、全国各地の労済が「手を取り支えあおう」と結集して1957年に結成されました。
その後、団体生命共済、自動車共済、せいめい共済、総合医療共済、終身共済、自賠責共済、自然災害共済の順にさまざまな共済が誕生して今日に至ります。
また、2019年から、こくみん共済coopとして新ブランドがスタートしています。こくみんみんなのために、共済というたすけあいの仕組みを提供する、coop(協同組合)であることを表しています。
 
出典:こくみん共済coop公式HP

こくみん共済coopと生命保険の違いは?

 
こくみん共済coopも生命保険も万が一の生活を保障する仕組み、という面では同じです。そのため、違いがわかりづらい方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、こくみん共済coopと生命保険の違いのポイントを解説していきます。
 

適用される法律や監督省庁が違う

こくみん共済coop

こくみん共済coopの監督官庁は厚生労働省で、消費生活協同組合法が適用されます。
 

生命保険 

生命保険会社の監督官庁は金融庁で、生命保険は保険業法が適用されます。
 

事業の目的が違う

こくみん共済coop

 こくみん共済coopは「みんなのたすけあい」を目的としている保険によく似た共済事業であり、非営利事業です。そのため、一般的な生命保険より割安な掛金で加入ができる特徴があります。
 

生命保険

生命保険は民間の保険会社が経営している営利事業です。
 

加入対象者が違う

こくみん共済coop 

こくみん共済coopに加入するためには、原則として組合員にならなくてはなりません。組合員の誰かが困ったときに、他の組合員全体でたすけるというイメージです。
全国の約200箇所に相談窓口があり、1,000円程度の出資金を払えば組合員になれます。

生命保険

基本的に誰でも一定の要件をみたせば加入ができます。
 

こくみん共済coopのメリット

 
全労済が運営しているこくみん共済coopは、生命保険と比べて掛金(保険料)が安いなどのメリットがあります。ここでは、生命保険と比較してこくみん共済coopのメリットについて解説します。
 

掛金(保険料)が割安

 
こくみん共済coopのいちばんのメリットは、掛金が割安な点です。 また、一定の年齢の範囲内であれば年齢や性別に関わらず一定の掛金で加入ができます。

一方で生命保険は、加入時の年齢や性別によって個別に保険料が設定され、一般的に年齢が上がるほど保険料は高くなります。
 

割戻金がある

 
こくみん共済coopには、割戻金という制度があり、決算で剰余金が発生すると、割戻金として加入者に払い戻しされます。割戻金があれば、さらに実質の保険料が抑えられます。(割戻金は必ず受け取れるとは限りません。)

割戻金は、生命保険でいうと配当金に似た仕組みです。しかし、生命保険の場合は配当付きの保険に加入していなけば決算で剰余金が発生しても配当金を受け取れず、一般的に配当付き保険は無配当保険と比較して保険料が割高に設定されています。共済であれば誰でも剰余金が発生したら割戻金として加入者に払い戻しされる点が保険の配当とは少し異なります。
 

加入手続きが簡単

 
こくみん共済coopへの加入時には、健康診断書を提出したり医師の診査を受けたりする必要はありません。加入手続きが簡単なのもこくみん共済coopのメリットです。
 
一方で生命保険は、加入する保険種類や保険の大きさによって健康診断書の提出や医師の診査が必要なケースがあります。
 

こくみん共済coopのデメリット

 
こくみん共済coopにもメリットがある一方で保障額が少ないなどのデメリットもあります。ここでは、生命保険と比較してこくみん共済coopのデメリットについて解説します。
 

加入できる死亡保険金額が少ない

 
こくみん共済coopは、生命保険と比べると加入できる特に加入できる死亡保険金額が少ないのがいちばんのデメリットです。
 
一方で、生命保険の死亡保険金は、収入や職業などにもよりますが最大2億円程度まで設定できる商品が多く、万が一の時に家族の生活を守るための大きな保険金を準備できます。
こくみん共済coopの死亡保険金は、総合保障タイプに6口加入した場合でも病気死亡は1,200万円で、生命保険と比べて保障額が少ないです。

家族を養っている方が死亡保険に加入する主な目的は、のこされた家族の生活資金や子どもの教育資金を準備しておくためです。死亡保険で準備すべき金額は人によって異なるものの、将来の何年分もの生活資金や複数の子どもの教育資金を準備するには、共済の保険金額の上限1,200万円では不足するケースが多いでしょう。
 

60歳以上は保障が少なくなる

 
こくみん共済coopの保障タイプの多くは、60歳以降、保障額が段階的に減っていくデメリットがある点も理解しておきましょう。
最長で85歳まで継続ができますが、年齢に応じて保障額がだんだん減っていきます。老後の医療費に不安がある方や、葬儀費用を一生涯にわたって準備しておきたい方にとっては心もとないでしょう。
 
ただし、医療保障については終身タイプも用意されています。終身タイプであればこくみん共済coopで一生涯の医療保障が準備できます。
しかし、生命保険と同様に加入する年齢と性別によって掛金が個別に設定されており、生命保険と同様に加入時の年齢が上がるほど掛金が高くなります。そのため、一生涯の保障を持ちたい場合には、生命保険の終身タイプの保険と比較検討して自分にあったものを選ぶのがオススメです。

まとめ

 
この記事では、こくみん共済coopの加入を検討している方に向けて、こくみん共済coopの仕組みや一般的な生命保険との違いについて詳しく解説しました。
全労済が運営するこくみん共済coopにはメリットもデメリットもあります。保険と比べて割安な掛金で手続きが簡単なのがメリットである一方で、死亡保障額が少ない、60歳以降は段階的に保障が少なくなるなどのデメリットもあります。
家族をしっかり守れる大きな死亡保障を準備したい方、一生涯、頼れる保障を持ちたい方は、共済だけでなく、民間の生命保険で補うのが安心でしょう。
 
こくみん共済coopの加入を検討している方は、この記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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