医療保険に加入する際の疾病名の書き方

保険の仕組みは、多くの人が保険料を出し合いお互いに助け合う、相互扶助の仕組みで成り立っています。
健康状態が良くない、またはケガをしやすい職業の人は、一般的に他の人と比べて病気やケガのリスクが高いと判断されるため、みんなが同一条件で加入できるとリスクの高い人が給付金を受け取る確率が高くなり、加入者間で不公平が生じてしまいます。
そこで、このような不公平を事前に防ぐために、保険に入ろうとする人は保険会社に対して事実をありのまま告知する必要があります。
ここでは、医療保険の告知項目と告知を行う上での注意点を中心に説明します。

■医療保険の告知内容

医療保険の告知項目およびそれぞれの質問内容は、保険会社や保険商品によって異なります。
ここでは代表的な告知項目について紹介します。

(1)職業

現在の職業について、勤務先名や業種などを告知します。危険性のある仕事についているか判断するための項目です。

(2)最近の健康状態

最近3カ月以内に、医師の診察・検査・治療・投薬のいずれを受けたことがあるかについての質問があります。病気やケガに限らず、医師にみてもらった事実があれば告知が必要です。また、投薬は、病院や診療所で薬の処方を受けた場合も含むとされています。

(3)病気・ケガについて

過去5年間の期間における病気やケガについての質問があります。
保険会社によって若干内容が異なりますが、告知書で指定されている病気やケガで医師の診察・検査・治療・投薬のいずれかをうけたことがある場合や、その他の病気やケガで継続して一定期間、診察を受けた場合には告知を求められることが一般的です。

(4)健康診断・人間ドックについて

過去2年以内に健康診断や人間ドックを受け、特定の臓器や検査項目において「要再検査」「要精密検査」「要治療」「要経過観察」などの指摘があった場合には、告知書の詳細記入欄に記入が必要です。
対象となる項目や指摘内容は保険会社によって若干異なります。そのため、複数の保険会社の保険に同時に申し込む場合などは特に注意して確認しましょう。

(5)妊娠について

被保険者が女性の場合、妊娠の有無を告知します。
また、過去5年以内に帝王切開や妊娠・分娩に伴う異常で入院や手術をしたことがある場合には、告知書の詳細記入欄に記入が必要な場合がほとんどです。

(6)がんについて

今までにがんまたは上皮内新生物にかかったことがある場合には、告知が必要な場合がほとんどです。

■告知を行うにあたっての注意点

(1)事実をありのまま正確にもれなく告知する

告知書で質問されたすべての事項について、告知する義務があります。
たとえば、2年前に完治していたり、今は薬を飲んでいない場合でも、告知書で指定された期間内に診察・検査・治療・投薬のいずれかの事実があれば告知が必要です。
過去5年以内のことをしっかり振り返って確認しましょう。
指定の期間内の状況を忘れてしまったり、正しい病名や薬剤名、手術名などが分からない場合には、医師に正しい情報を確認して記入することが必要でしょう。

(2)できるだけ詳細に記入する

告知書の質問にあてはまる場合には、告知が必要です。
記入する項目には、たとえば、病気やケガの傷病名、診療・検査・治療・投薬をうけた期間と内容、現在の状況、受診した医療機関名、入院した期間、手術名や手術の種類、部位、手術年月、病気やケガの原因や検査結果、そのあとの経過などがあり、これらを病気やケガの程度が分かるようできるだけ詳細に記入することが必要です。
注意点として、仮に病気が軽度だったとしても、できるだけ情報を詳細に記入しないと重度と判断される可能性があります。
もし、重度と判断されれば、契約自体が断られたり、保険料の割増や特定部位の不支払となるなどの特別条件での契約となる可能性があります。
そのため、保険会社が判断できるよう、できるだけ事実をありのままに記入することが大切です。
分からないことがあれば、担当医に正しい情報を確認して記入するといいでしょう。

■告知が事実と異なった場合の取り扱いについて

たとえば、入院や手術を受けたのに告知をしなかった場合や、投薬中の薬があるのに告知をしなかった場合には、事実と異なる告知に該当し、告知義務違反となります。
告知義務に違反した場合には、保険会社には保険契約を解除できます。
解除になる前に、すでに給付金や保険金の支払事由が発生していても支払われません。
解除となったときに、解約返戻金がある時は払い戻される場合もあります。ただし、あまりに悪質な違反や詐欺とみなされた場合、払い戻しもされないこともあります。
また、給付金の支払事由が発生していても、給付金を受け取れません。
そうなると、せっかく医療保険に加入しても保障が受けることができなくなってしまいますので、事実をありのまま正確にもれなく告知することが大切です。

保険の申込みには告知が大切ですが、自身の記憶だけでは曖昧になってしまい、正しく告知できない可能性も考えられます。
たとえば、処方されている薬がある場合には、お薬手帳などを事前に準備しておくと記入しやすくなるでしょう。事前に用意できるものがあれば準備することで、告知漏れを防ぐことができます。
また、記入に際してどうしても分からない場合には、医師や保険会社に確認しながら進めると良いでしょう。

■まとめ

今回ご紹介した、告知項目は代表的なものですが、保険会社や保険商品によって告知の必要がある項目は異なります。
そのため、実際にご自身が加入する保険の告知書を見て、正しく記入しましょう。
また、告知義務違反にならないためにも、保険の契約時には、入院・通院履歴、既往歴、健康診断の結果などをあらかじめ確認、準備しておくとスムーズです。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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