流産を経験したあと保険に入れる? 妊娠にまつわる保険のこと

流産は女性にとってとてもつらいことですが、決して珍しいことではありません。経験後はからだについて、より深く考える経験にもなりますが、流産後、保険に入ることはできるのでしょうか?
流産とその後の保険加入について詳しく解説します。

 

流産後でも保険に入ることはできる?

 

流産とは

流産とは、妊娠22週以前に妊娠状態が終わってしまうことをいいます。
妊娠12週を堺に早期流産(12週未満)と後期流産(12週以降)に分けられます。

早期流産(12週未満)

原因の多くは赤ちゃん側の染色体異常が原因で決して珍しいものではありません。
流産が確定した場合、処置方法は自然排出と流産手術の2種類があります。
手術の場合、子宮内容除去手術によって胎児や胎盤、子宮内膜などを除去します。

後期流産(12週以降)

後期流産(12週以降)の場合は、母体側の原因によることが多くなります。
後期流産も処置方法は自然排出と流産手術の2種類があります。
手術の場合は、分娩と同じように陣痛を起こして処置を行います。陣痛促進剤をつかって陣痛をおこし、分娩するため、自然分娩と同じくらい入院や費用がかかります。

参考:
日本産婦人科医会HP|早期流産の処置方法の選択 、流産のすべて
 国立成育医療研究センターHP|妊娠・出産をお考えの方 出産に際して知っておきたいこと

 

流産経験があると医療保険の加入には注意が必要

妊娠した女性なら誰しも経験し得る流産ですが、経験したあとに医療保険に入る際には注意が必要です。

医療保険には、加入前に審査があり、告知といって直近の健康状態や過去5年以内の入院や手術、病院での診察歴などを保険会社に正確に伝えなければなりません。
一般的に流産などの過去の異常妊娠が原因で医療保障(女性保険)に加入ができなくなることはまれで、加入はできることがほとんどです。
ただし、流産を経験すると、保険には入れても特別条件(部位不担保)といって異常妊娠や異常分娩による入院や手術が対象外となる場合があります。
部位不担保とは、保険会社が指定した部位に関して一定期間は保障されないという条件がつくことです。

保険会社によって審査の基準や保障の対象外とされる内容が異なりますが、一般的に流産などの異常妊娠、異常分娩を経験した後は加入に一定の制限がかかることが多いです。
ほかの病気に関しては保障されますが、妊娠や出産を考えている方は慎重に検討する必要があります。

 

女性保険(医療保険)は妊娠前に入っておくと安心

流産を経験すると保険に入れるのかについて解説しました。流産を経験すると、保険に入れても異常妊娠、異常分娩(帝王切開や吸引分娩、早産など)について保障の対象外になる可能性があります。そのため、将来の妊娠時の異常に備えて、保険を検討しておきたい場合は、妊娠前に加入することをおすすめします。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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