保険は時代に沿って生み出される ワーケーション保険とは? 

保険会社は、その時代に合わせてニーズがある新しい保険を開発しています。
最近で言えば、新型コロナウイルス感染拡大後の生活様式や働き方の変化にあわせて、新しい保険のニーズが誕生しています。
直近のリモートワーク推進の一環として、ワーケーションを導入する企業が増えたことがきっかけで、ワーケーション保険が発売されました。
本記事では、ワーケーション保険の解説を中心に、時代に沿って生み出される保険について解説します。

ワーケーション保険とは

時代に沿って生み出された保険として、ワーケーション保険というものがあります。
まずは、ワーケーションについて簡単に解説するとともに、損保ジャパンが発売したワーケーション保険についても解説していきます。

そもそもワーケーションとは

ワーケーションとは仕事を意味する「ワーク」と休暇を意味する「バケーション」を組み合わせた造語です。
観光地やリゾート地などで、リモートワークする働き方が一般的なイメージです。
2000年代のアメリカで発祥したものが、日本では働き方改革への意識の高まりや新型コロナウイルス感染拡大の影響で注目されるようになりました。
リモートワークでは自宅を職場にする方が中心ですが、ワーケーションでは自宅だけではなく、観光地やリゾート地など、場所にとらわれない働き方を推進しています。

有給休暇にワーケーションを組み合わせることで、旅行先に長く滞在できる点や観光地やリゾート地などで休暇を取りつつ働くことで生産性が上がる、などの理由からワーケーションの導入が増えています。
従業員からすると、長期休暇が取得しやすくなったり、ストレスの軽減・リフレッシュ効果などが期待できることがメリットです。
企業側からしても、有給休暇の取得促進や人材確保・定着率の向上、地域との関係性構築などが期待できることがメリットとして考えられます。

損保ジャパンのワーケーション保険

2021年4月7日に、損保ジャパンがワーケーションの普及を支援する新商品を発売しました。
新商品は、中小企業向けの商品であるワーケーション・マスターと個人向けの商品であるワーケーションサポートプランの2種類です。

今後、ワーケーションを導入する企業が増えると予想されます。
ワーケーションには先ほど紹介したようなメリットがある一方で、企業や個人から導入に対する不安の声もあります。
ワーケーション保険は、そのようなワーケーションに伴う新たな損害リスクをカバーできる内容となっています。

以下、ワーケーション・マスターとワーケーションサポートプランの内容を簡単にまとめます。

参考:損害保険ジャパン株式会社|ワーケーションの普及を支援する新商品の発売  ~中小企業や個人が被るワーケーション中のリスクを補償~

ワーケーション・マスター

中小企業向けの商品であるワーケーション・マスターの主な補償内容は3つです。

1.企業が従業員へ貸し出しているノートパソコンなど、業務用機器の補償
2.ノートパソコン内のプログラムやデータの補償
3.旅先でのケガの補償(災害によるケガを含む)

従業員が滞在先へ持ち出した業務用のノートパソコンを落として破損されたり、滞在先でケガをした際などに、補償を受けられます。

また、企業は付帯サービスとして、ホテルの優待サービスや労務リスク診断サービス、社労士による就業規則チェックサービスなどを無料で利用できる点もメリットです。

ワーケーションサポートプラン

個人向けの商品であるワーケーションサポートプランの主な保障内容は4つです。

1.ケガの補償
2.賠償責任を問われた場合の補償
3.携行品の補償
4.留守中の家財盗難の補償

保険の加入者が、ワーケーションのために自宅を出発してから帰宅するまでの心配ごとを補償する内容です。
旅先で事故にあった際や、滞在先の備品を壊してしまった、などワーケーションの最中に発生する可能性がある問題を包括的にカバーできます。

新たなニーズとともに誕生した保険

保険会社は前述のワーケーション保険のように、時代の変化に合わせて新しい保険を開発し続けています。

最近で言えば、新型コロナウイルスに特化した保険も発売されています。
新型コロナウイルスに感染すると、相当期間の隔離を余儀なくされるほか、精神的な負担、働けない期間の収入減などが予想されます。
新型コロナウイルスに特化した保険では、新型コロナウイルスに感染すると一時金が出ます。

その他にも、ワーケーション保険と同様に、テレワーク中の情報漏えいや業務用機器の破損などを補償するテレワーク保険というものもあります。
テレワーク保険は2018年に登場した商品ですが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、取り扱う保険会社が増えてきています。

ちなみに、もっと昔の保険ですが、戦前の日本には徴兵保険という制度もあったようです。
現在の働き手やこれからを担う若者が徴兵されると、のこされた家族は生活に困ることが予想されます。
そのため、被保険者が徴兵されると、保険会社が当人またはその親に一定の保険金の支払いを約束した制度だったそうです。

また、新しい保険ではありませんが、医療保険がん保険保障内容も時代の変化に伴ってどんどん変化しています。
医療技術の発展などによって、入院日数が減り、通院や在宅治療が増えたため、入院日数が短くてもまとまった一時金が受け取れる保険、通院治療にも手厚く対応した保険などが数多く登場しています。

まとめ

ワーケーション保険とは、企業がワーケーションを導入した際に考えられる不安や心配事に備えるための保険です。
例として、損保ジャパンが販売している保険では、企業向けのものと個人向けのものがあります。

ワーケーション保険に限らず、保険会社はその時々に生まれるニーズに合わせてさまざまな保険を開発します。
そのため、こんな保険があったらな〜、と思うような保険ももしかしたらすでに販売されているかもしれませんね。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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リアほMAGAZINE編集局
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