外資系の保険会社と日系の保険会社の違いは?

さまざまな保険会社から豊富な商品が販売されていますが、保険に入るならそれぞれの商品を比較することはもちろん、商品を販売している保険会社にも注目したいですね。

保険会社には日本に本社を構える日系と、外国に本社がある外資系がありますが、それぞれにどのような特徴があるのか、知っている人は多くないかもしれません。

この記事では、外資系保険会社と日系保険会社の違い、外資系の保険会社のメリット・デメリットを詳しく解説します。外資系保険会社で保険加入する際に注意したいポイントもわかりますので、ぜひ最後までご覧ください。

外資系保険会社と日系保険会社の違い

外国企業によって運営されているか、もしくは3分の1以上の株式が外国人によって保有されている保険会社が外資系保険会社です。日本国内では現在、アメリカ系やフランスなどのヨーロッパ系保険会社などが営業をしていますが、日系の保険会社と比べると以下の2点の違いがあります。

  • 保険商品の販売形式
  • 営業スタイル

それぞれ内容を詳しく説明します。 

保険商品の販売形式の違い

簡単に言うと、外資系保険会社はオーダーメイド型、日系保険会社ではパッケージ型の保険商品を取り扱っている傾向があります。

外資系保険会社ではさまざまなリスクに備える保険契約を個別に取りそろえており、契約者はニーズに合わせて保険契約を自由に組み合わせられることが多いです。それに対して日系保険会社ではさまざまなリスクに対する保障を組み合わせ、ひとまとめにした商品を契約し、必要に応じて特約として保障を追加する形が取られます。

営業スタイル

保険販売員というと、女性が多く、契約まではもちろん契約後も職場や自宅へ訪問してアフターフォローをしてくれるなど、サービスが手厚いというイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。

しかし、それは一般的な日系の保険会社の保険販売員のイメージです。外資系保険会社では男性の保険販売員も多く在籍しています。また、日系保険会社の保険販売員が社員であるのに対して、外資系では個人事業主であることが多く、外資系の販売員の人数も日系保険会社ほど多くないという違いがあります。そのため、外資系保険会社では保険販売員は新しい契約を獲得するという成果を上げることに集中し、契約後のフォローは会社にまかせている傾向があります。

外資系保険会社では新規契約を獲得するため、豊富な知識やコンサルティング力を持つ販売員が多いです。しかし、販売員の人数そのものが少ないため、契約後に日系保険会社のようなきめ細やかなフォローを受けることは期待しづらいかもしれません。

外資系保険会社のメリット

外資系の保険会社には、日系保険会社と比べて2つのメリットがあります。

自分に必要な保障だけ選んで加入できる

外資系の保険会社では、単品で保険商品が販売されているため、自分に合った保障内容を選んで加入できます。

日系保険会社では、一つの契約でさまざまなリスクに備えられるよう、いくつかの保障があらかじめ組み合わされた保険商品が主流です。そのため、人によっては必要ない保障が含まれていることもあります。

オーダーメイドのように、必要な保障だけを選んで契約できるのは外資系の保険会社のメリットです。

保険料を抑えられる

自分に必要な保障だけを選んで加入できる外資系の保険会社では、無駄な保障を省くことができるため、結果的に保険料を抑えられる可能性があります。

また、外資系保険会社は日系保険会社のように販売員が多くありません。したがって人件費があまりかからないため、同じような保障内容でも日系保険会社より保険料が安く設定されている場合があります。

外資系保険会社のデメリット

外資系保険会社には日系保険会社にはないメリットもありますが、デメリットもあります。2つのデメリットについて解説します。

保険の知識をつけ、必要な保障を自分で選ばなければいけない

自分に必要な保障だけを選べるのは外資系保険会社のメリットですが、裏を返せばどの保障が自分に必要なのか、加入者一人ひとりが決めないといけないというデメリットでもあります。

保険の内容や種類、どのようなときに保険金が受け取れるかなど、ある程度の保険の知識がなければ、自分に必要な保障を選ぶことは簡単ではありません。その点、日系保険会社が提供する商品には多くの人にとって必要な保障が含まれており、また契約後のフォローも手厚い傾向があるため、あまり保険に詳しくない人や自分にどのような保障が必要かわからない人にとっては魅力的である可能性があります。

日本市場から撤退する可能性がある

外資系保険会社が日系保険会社と違うのは、外国にある本社の方針次第で日本市場から撤退する可能性があることです。

生命保険の場合、一度加入すると契約期間は10年、20年に及ぶこともあります。そのため、何十年先も安心してまかせられる会社かどうかということは、保険を選ぶうえで大切なポイントです。

これまでにも外資系保険会社が日本市場から撤退した事例がありました。その場合、保険契約は他の会社に引き継がれ、契約がなくなることはありませんでしたが、新しい会社から元の会社と同じサポートや対応を受けられるとは限らないことは覚えておいたほうが良いでしょう。 

外資系と日系の保険会社ではどちらが良いのか

外資系と日系の保険会社では、結局のところどちらが良いのでしょうか。

実を言うと、インターネットの発達により、ここまでで説明したような外資系と日系保険会社の違いは小さくなっています。

日系保険会社でも必要な保障だけを選べる商品が登場していますし、外資系保険会社でもコールセンターやインターネット上でのチャットなどで契約後も丁寧なサポートを提供している例が増えています。

外資系と日系の保険会社のどちらにもメリット・デメリットはあり、どちらが良いとは一概には言えません。

まとめ

この記事では、外資系と日系の保険会社の違い、外資系の保険会社のメリット・デメリットについて詳しく解説しました。

外資系の保険会社だからといって、一概に良い・悪いということはありません。しかし、外資系の保険会社は日系保険会社と比べると、契約に際して保険の知識が求められますが、その分、保険料は抑えられる傾向があると言えます。逆に日系保険会社の良さはきめ細やかなサポートです。どちらにより魅力を感じるかどうかは一人ひとりの状況によるのではないでしょうか。

保険に入るなら、商品の比較はもちろん、保険会社選びも重要です。外資系保険会社に興味がある人はこの記事を参考にしてくださいね。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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