人生100年時代に備えよう!長寿リスクと資産寿命について

人生100年時代! 老後破産!
最近、皆さんはこんな言葉をよく耳にしませんか?
人生100年時代に老後破産をどのように防ぐかをテーマにした情報は、ネット記事やYouTubeなどにたくさんあふれています。
ここでは、老後を明るく楽しく生活するために、お金に関するリスクを明らかにし、若い世代からどのように準備を進めるかをご紹介します。

1.人生100年時代は本当なのでしょうか?

人生100年時代といわれる理由と背景を探るため、まず現在の日本が直面している深刻な高齢化の状況を整理します。

①日本は超高齢化社会に突入!

将来の日本は「約2.6人に1人が65歳以上の高齢者になる」と見込まれており、超高齢化社会は少子化と高齢化のダブルパンチにより急速に進んでいます。
また近年、少子高齢化とあわせるように、年金制度の改正や定年退職年齢の引き上げなど、昔からの社会保障制度を根本から見直す動きも活発になってきました。
<参照資料> 内閣府令和3年版高齢社会白書 第1章第1節 3ページ イ

②日本人の平均寿命は伸び続けています

現在の日本人の平均寿命は、男性が約81歳女性が約87歳です。
医療技術の進歩など、平均寿命は今後もさらに伸び続けて、将来、男性が約84歳、女性が約91歳になり、ついに女性は90歳を超えると見込まれています。
人生100年時代は幻想ではなく、現実のものと考える必要があります。
<参照資料> 内閣府令和3年版高齢社会白書 第1章第1節 6ページ オ

2.長寿リスク(生きるリスク)とは?

60歳の還暦(かんれき)、70歳の古希(こき)、80歳の喜寿(きじゅ)などの長寿祝い。
本来『長寿』は、おめでたいことです。しかし、長寿(長生き)すれば、その分お金も必要です。
では高齢者になってから直面するかもしれない長寿リスクを3つピックアップしてみます。

①年金と給料が減るリスク

国民年金や厚生年金などの公的年金は、若い現役で働いている世代が保険料を負担し、高齢者への年金に充てる「世代間の支え合い」という考え方で成り立っている制度です。
しかし将来、年金支給額の減少や支給される年齢が引き上げされ、収入が減ることも十分に考えられます。
また高齢者の給料は、若い時代の給料よりも低く設定されている企業が多く、給料がダウンすることも想定しなければなりません。

②働けなくなるリスク

高齢になると、働きたくても健康上の問題で働くことができず、収入を得ることができないことも想定しなければなりません。
健康寿命という言葉をご存知ですか?
健康寿命とは、平均寿命から健康上の問題のある期間を引いた、つまり健康で生きられる寿命のことをいいます。
現在の平均寿命と健康寿命を比較すると、以下のとおりです。

・男性 健康寿命 約72歳 → 平均寿命 約81歳(差 9年)
・女性 健康寿命 約74 → 平均寿命 87歳(差13年)

このデータからも平均寿命から考えると、健康寿命から平均寿命までの約9年~13年間は、健康上の問題で働けなくなるかもしれません。
<参照資料> 内閣府令和3年版高齢社会白書 第1章2節 27ページ ウ
 

③医療費や介護費用がアップするリスク

自分たちが病気で入院や手術になると医療費もかかります。また寝たきりの状態になれば、介護費用もかかります。
確かに国の健康保険や介護保険で補助されますが、先日75歳以上の一部高齢者の医療費負担が1割から2割に引き上げになることが国会で決まりました。今後も自己負担額は増える可能性も十分にあるでしょう。

また自分たちだけではなく、親の高齢化の想定も必要です。
たとえば、退職したあと、90歳近い親の介護費用などの負担が増え、自分たちの老後の家計を圧迫することも十分ありえることでしょう。

3.資産寿命とは? 

老後2,000万円問題と資産寿命は、セットで説明されるケースが多いものです。
では老後破産との関係も含めて、資産寿命の中身をまとめていきます。

①資産寿命を迎えたあとに老後破産する!?

資産寿命とは、老後を生活していくために、これまで貯蓄や運用し貯めてきた資産がなくなるまでの期間を言います。

たとえば、60歳資産2,000万円でスタートし、運用その他を考慮せず毎年100万ずつ取り崩したとすると、100万円×20年=2,000万円となり、20年後の80歳で資産がなくなります。
つまり資産がゼロになるのです。

老後破産が社会問題になりつつあるのは、資産寿命を迎えてしまった末に、老後を生活するためのお金がなくなり、老後生活が立ちいかなくなるということです。

②資産寿命を伸ばすには?

資産がゼロにならないようにするには、資産寿命を出来る限り伸ばさなくてはなりません。
人と同じように、資産(お金)にも長生きしてもらうのです。

資産寿命を伸ばすには、資産を増やす(資産形成)と支出を抑える(資産防衛)の両輪で進めることが効果的です。
資産寿命を迎えて老後破産にならないように、若い世代からしっかり老後資金の準備を進めなければなりません。

4.若い世代からの老後準備を進めるポイント(資産形成と資産防衛)

資産形成も資産防衛についても、若い世代から老後準備を進める一番のメリットは、『たくさんの時間をもっている』ということです。
定年退職が近い世代や高齢者の世代では「長期間の資産形成」も難しいですし、資産防衛に関してもできる防衛方法も限られるからです。
では老後準備を進める3つのポイントをご紹介しましょう。

①資産形成(貯蓄)

住宅ローンや賃貸料などの住宅費や教育費など、若い世代は何かと支出が多いものです。
しかし、たとえ少額でも長期間にわたり毎月コツコツと貯蓄を実行できれば、安定的に資産を増やすことは十分可能です。貯蓄は低金利ですが元本が保証されているので安心です。貯蓄の代表的なものとしては銀行の積立定期預金などがあります。

②資産形成(積立・長期・分散投資)

元本が保証されている預貯金と一緒に、つみたてNISA(一定額までの利益が非課税になる投資商品)、IDECO(自分だけの年金をつくる投資商品)などを活用し、長期間にわたり分散して毎月コツコツと積立式で投資することも有効です。

③資産防衛(生命保険の活用)

老後に備えて貯めてきた資産を守るために、今、若い世代ができるのは、老後の医療費や介護費用の負担を減らすための準備です。
若い世代で将来のライフプランにあった「生命保険の加入や見直し」をしておくことも有効です。
残された家族のために備える死亡保険や、長寿リスクや生きるリスクに備える医療保険や介護費用保険など、しっかり検討してみる必要があります。

生命保険は預貯金や投資商品とは異なり、自分の健康状態によっては保険加入できない場合もありますので、若い健康なうちに生命保険を検討してみましょう。
また、積立型の保険や、掛け捨て型の保険など、家計と相談しながら保険商品の選択も可能です。

■まとめ

長生きすることをネガティブに捉えられる人が世の中にはたくさんいます。正しい危機感を持つことは重要ですが、ポジティブな発想で人生100年を思う存分に楽しむことを目標にしてみませんか?
そのためにも、若い世代から老後のお金も意識して準備を進めていきたいものです。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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