Web3.0(Web3)で保険業界はどう変わる?【住宅FP関根が答える!Vol.36】

みなさん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの関根です。

実は保険業界は今後AIビッグデータにより大きく変わろうとしています。さらに変わっていく要素はWeb3.0(Web3)です。ここに関しては、まだ大きな動きは見えていないというのが現実ですが、Web3.0(Web3)により保険業界がどうかかわっていくのかをお話しさせていただきます。

インシュアテック

数年前からWeb3.0(Web3)などこういった、最先端技術を保険の世界に取り入れていこう、活用していこうという動きはあったのですが、最近になって具体的な動きがどんどん出てきました。この動きのことをインシュアテックといいます。インシュアテックとは、Insurance(保険)Technology(テクノロジー)を組み合わせた造語です。

今までの生命保険契約というものは、対面が基本で、会社や自宅などに保険レディさんがやってきて保険を勧めての契約という流れでした。昔と比べてちょっとだけ変わったと言えば、紙の申し込みだったものがiPadなどで契約をできるようになってきたくらいで根本的なビジネスモデルは変わっていません。

そんな中最近になり、AIビッグデータ、ブロックチェーン技術を活用することによって、より効率的に合理的に、そして審査なども正確にスピーディーに変わろうとしています。

保険現場でのデジタル技術

保険の契約というものは、大きい目線で見ると大きく5つの分野に分かれます。まずは「保険募集」、これはお客さんに保険提案をする業務です。2つめに「契約」、これはそのまま契約業務になります。さらに3つめが「契約の保全」といってアフターサービス。そして4つめが「収納管理」という保険料支払いの管理です。
収納管理というとあんまりピンと来ない方も多いと思いますが、保険というものは預金の残高不足などで保険料の引き落としが当たらないという方がいらっしゃいます。継続的に保険料が払われているのか管理する業務です。
そして5つめは万一の時の「保険金の支払い」です。保険というものは、募集、契約、保全、収納管理、そして保険金の支払いといった流れがあります。こういった古くからある契約からの流れのなかにデジタル技術が入ってきています。

例えば、生命保険の保険料決定です。今までは告知+健康診断結果により健康であることの証明を行い、保険料の割引を得ていました。今後考えられるのはウエラブル端末などを身体に付け、そこから入ってくるデータを分析し、より細かい健康情報を取得。保険の計算をおこなっていくと言われています。

そして保険の審査ですが、今までの審査というものは、人が審査判断をしていました。そのためかなりの時間がかかっていたのですが、こういった仕事はAIによるビッグデータの活用が、非常に有効的です。過去の膨大な告知データを拾い上げていき、どういった告知をした人が、どういった保険金請求をしているのか。それらのデータを拾い上げていけば、より正確でスピーディーな審査ができるようになります。

またこれからは、ウェアラブルデバイスで健康状態を測定し、個々の健康状態により、保険料金を柔軟に設定できるようになります。そして、ここで登場するのがWeb3.0(Web3)におけるMove to Earnなど、日ごろの運動習慣を証明するツールになります。こういったWeb3.0(Web3)でのデータを拾い上げ、契約時の保険料に反映させたり今後の保険料の割引に役立てる可能性があります。

こういったMove to Earnというというものは、運動をする、身体を動かすだけでお金が稼げて、その運動データがブロックチェーン上に刻まれるのですが、その被保険者における運動習慣をブロックチェーン上のデータと紐づけて、AIが個々の適正な保険料を計算、提案をしていくことも考えられます

そして保険契約が成立すると保険証券が渡されますが、これもこれからはペーパーレスというよりも、その保険証券自体がブロックチェーン上に送られるようになっていっています。数年前からそういったベンチャー企業が出てきていたのですが、先日の報道では損保ジャパンもメタバース上で販売した保険に関しては、証券をブロックチェーン上で管理をすると発表しています。この保管方法は非常に効率の良いサービスです。ブロックチェーン上に管理されるということは、その証券は改ざんされることはありません。これからの時代は証券がブロックチェーン上で管理されるというのが当たり前のサービスになっていくと思います。

そして収納管理、つまり保険料の支払いですが、今までは銀行引き落としかクレジットカードのみでしたが、これからはスマホ決済のApple PayやGoogle Payなどと連動していくことになると思います。
そして、万一保険事故が発生した場合の保険金支払プロセスですが、この部分はAIが一番得意な分野の仕事だと言われています。過去に起こった入院、手術、先進医療、それらのデータをひも解き、保険金請求が適正なのか、場合によっては契約時の告知データを引っ張ってきて怪しい請求、不正請求ではないのかなどを判定していきます。

保険においては、契約時の告知からの審査業務と保険金支払い時の審査業務、この2つがAIでのビッグデータ活用によって、職種として無くなっていくと言われています。保険会社というのは保険金請求書が到着してから実際に振込、入金されるまでの日数を競っています。これからはAIにより瞬時に判断され、オンラインで請求をかけるとその翌日には振り込まれるということも十分に考えられます。

まとめ

保険業界というものはビッグデータを活用したAI技術が中心になって変わっていきます。その保険進化の過程においていろいろなサービスに付加価値を付ける形で、Web3.0(Web3)が使われていくイメージになってくると思います。

保険会社も、少子化になると、保険加入におけるボリューム人工が減っていってしまうため、新しい時代に向けて産業構造が変わっていくことは必要なことです。他の会社よりも早く始めないと先を越されてしまうと、どこ会社も変革のスピードを早めています。保険業界の刷新は、まずAIビッグデータ、そしてそのサービスの付加価値としてのWeb3.0(Web3)という順番になるのかと考えています。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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WRITER'S PROFILE
㈱投資用マンションSOS 代表取締役 関根克直
独立系FPとして18年。ライフプラン作成、保険見直し、住宅ローン提案、投資用不動産計算など、年間300件ほどの面談をおこない幅広いサービスを展開しています。 元ウィンドサーフィンインストラクター、またチャンネル登録10万人YouTuberとしても活躍中。

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