3大疾病保険加入前に確認を!【住宅FP関根が答える!Vol.31】

みなさん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの関根です。

みなさんが保険に加入する際には何を重要視して保険に加入するでしょうか。まず保険に入るには自分にはどういったリスクがあり、家族にどんな迷惑をかける可能性があるのかを検討することになります。その中でやはり一度は考えることになるであろう3大疾病保険について今回は解説いたします。

3大疾病とは?

3大疾病とは日本人の死亡順位ワースト3を占める病気のことです。厚生労働省が発表している「令和元年(2019年)人口動態統計(確定数)の概況」によると日本人の死因1位が悪性新生物(がん)で全体の27.3%、2位が心疾患で全体の15.0%、そして3位が脳血管疾患(脳卒中)で全体の7.7%となっております。この疾病3つが3大疾病と呼ばれています。3大疾病だけで日本人の死因の5割を占めることがわかります。となると、2人に1人は現在この3大疾病により亡くなっているということになります。

やはり、こういった確率で3大疾病により亡くなってしまうことを考えると3大疾病保険も検討したくなるかと思います。しかしこの3大疾病保険、加入する際に少し注意しなければならない点があります。そちらについて解説いたします。

3大疾病保障は保険会社によって異なる

3大疾病保険と一口に言っても加入する保険会社により保障される内容は大きく異なります。「がん」はがんという診断が出されるとほとんどの保険会社で適用されますが、「心臓」と「脳」は疾患が多く存在するため、保障の対象にならない場合も出てきます。具体的な例として心疾患でいうと、急性心筋梗塞はほとんどの保険会社で保障対象になると思います。しかし、不整脈や狭心症など、急性心筋梗塞以外の心疾患は保障対象になることもありますが、保障対象にならない保険会社も大変多く存在します。

脳血管疾患も同じです。脳血管疾患の中でもくも膜下出血や脳梗塞が保険金支払いの対象になることは多いと思いですが、もやもや病や硬膜下出血などは保険金の支払い対象にはならない場合があります。このように3大疾病保険と言っても保険会社により支払われる病気の範囲が異なってしまいますので加入する前に必ず確認する必要があります。

3大疾病の今後の変化

近年、高血圧の恐ろしさがやっと世の中に理解され、家庭血圧計を購入して血圧を自己管理する人が多くなりました。現在、最も家庭血圧計が普及している国は日本であり、患者と医師が連携して血圧を管理するようになってきました。優れた降圧薬が多数開発され、これから一層脳血管疾患が減少してくると期待されています。食塩に関する研究にも進歩がみられ、脳血管障害等、血管障害が高血圧を介することなく、食塩の作用でも惹起されることが判明してきました。

一方で心疾患の発症率また死亡率は今もなお増加しており、これからは、この心疾患への対策が重要であると考えられています。心疾患には、高血圧以外に関与する因子がより多く、食塩、肥満、脂質や血糖の管理等、減塩キャンペーンとともに、食事の摂取量、特に脂質の摂取量を減らすことが大切と思われる。現代の食生活からすると、やはり予防していくには大変意識して気をつけなければいけないところですね。

日本人の死因の上位を占めるということは、同時に誰もがリスクを持っている病気であると言えます。

3大疾病を保険で備える必要性は?

3大疾病による治療、入院は治療期間が長引くことが多く、医療費の負担も必然的に大きくなってしまうことが1番備える上で重要なポイントです。厚生労働省の「患者調査の概況(2017年)」によると、3大疾病の入院平均在院日数は、がん(悪性新生物)が17.1日、心疾患が19.3日、脳血管疾患が78.2日となっています。3大疾病の中でも特に脳血管疾患の場合には、療養期間が長期化しやすいということがわかります。また、がんの場合には、入院日数は短くても退院後に抗がん剤治療で長期に亘って通院治療を行う傾向があります。かかってしまう医療費は入院費用だけではありません。

医療費の自己負担額が多くなった場合、公的医療保険制度の高額療養費制度によって自己負担額を軽減できる場合があります。しかしこれもお仕事の現役世代では収入が高い場合、自己負担額の上限額が大きく、やはり負担額が大きくなってしまう可能性は高くなってしまいます。長い治療期間になってしまっても支払っていけるだけの預貯金があり、生活を賄っていくことができるならば問題はないですが、家族の生活などに影響を及ぼしてしまう可能性がある場合にはやはり、保険で負担していくということが必要かと思います。

3大疾病の一時金100万円などといっても保険会社ごとに、心疾患全般で支払われることもあれば心筋梗塞しか支払われない場合など、はたまたその中間など、様々な違いがあります。3大疾病の診断が出て、保険会社に保険金を請求しようと思っても、いざという時に自分の患った病気は保険金の支払事由には該当しない、ということがないように契約をされる場合には3大疾病保障ということだけではなく、その保障内容も必ず確認をする必要があります。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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WRITER'S PROFILE
㈱投資用マンションSOS 代表取締役 関根克直
独立系FPとして18年。ライフプラン作成、保険見直し、住宅ローン提案、投資用不動産計算など、年間300件ほどの面談をおこない幅広いサービスを展開しています。 元ウィンドサーフィンインストラクター、またチャンネル登録10万人YouTuberとしても活躍中。

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